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2017/11/03【首相指名選挙に想う】

 国会の首相指名選挙で、自民党の安倍総裁が第98代の首相に選出されました。

 この首相指名選挙は、単なるセレモニー的な色彩が強いものの、曲がりなりにもこの選挙結果で日本のリーダーが決まるわけですから、疎かにすることはできません。

 与党が過半数の議席を占めている状況では、安倍首相の再任は当然の結果ですが、投票結果を見てみると、総数465票のうち、安倍首相が312票、立民の枝野氏が60票、希望の渡辺氏が51票、民進の大塚氏が16票、共産の志位和氏が12票、維新の片山氏が11票などとなっています。
 

 名前があがった人物を見てみると、本当にこの方々が日本のリーダーとして相応しいのか“分からない”というのが正直なところではないでしょうか。
そもそも、ここに名前があがっている方々に日本を率いる覚悟を持っているのかを問うべきではないかと思います。

 首相指名選挙では、国民の負託を受けた国会議員の方々には、党議拘束や会派の方針があったにせよ、自らが投票した人物が首相に相応しい理由を説明できる必要がと考えます。