来年度予算が97兆4500億円(一般会計)で最終調整に入っているとのことです。
5年連続で過去最大となる見通しですが、毎年これだけ大規模な予算を組んでも未だに景気は浮揚してきません。
将来の成長分野に本当に投資が回っているのでしょうか。
先の民主党政権時代の予算はバラマキとの批判を受けましたが、安倍政権に代わってもバラマキという感は否めないのが正直な感想です。
歴代の政権は、国政選挙が近づくとどうしてもバラマキに走ってしまう傾向にあるようです。
ここ5年を振り返ってみても、2012年に衆院選、2013年に参院選、2014年に衆院選、2016年に参院選と言った具合です。
来年も解散総選挙が取り沙汰されていますが、国の借金が1000兆円を超えているにもかかわらず、選挙を見据えると緊縮予算は組めないのが政府の本音ではないでしょうか。
選挙目当てのバラマキ予算は、見方を変えれば、国家による合法的な選挙買収とも言える面があります。
既存の政党だけに政治を任せていては、日本の将来はおぼつかない状況です。
新しい選択肢としての幸福実現党に期待したいと思います。