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2016/10/30【神の啓示か!?】

 「フィリピンのドナルド・トランプ」ことドゥテルテ大統領は、訪日を終えて帰国した直後の記者会見で、今後は罵るような言葉は使わないと述べました(※)。

 ある意味で暴言こそがドゥテルテ氏の人気の要因の一つとなっていただけに、本当に罵るような言葉を使わなくなるのか今後に注目です。

 実は、今回、ドゥテルテ氏が罵るような言葉は使わないと決心した理由は、帰国の途についている機上で、神の言葉を聞いたからと大統領自身が述べています。
「もし、あなたが人を罵るような言葉を使うことをやめなかったら、この飛行機を落とす」という神の声だったとのことです。

 歴史上、神託に従って大業を成し遂げた指導者は大勢います。
近代以前は、むしろ神託に従って政を行うことが普通だったと言えるかもしれません。
実際、霊的な視点では、高級霊や指導霊と言われる存在が、人間にインスピレーションを降ろすことはよくあることであり、そうした経験がある方も少なくないかもしれません。

 ただ、そうしたインスピレーションが、正しい霊存在のみから来ているとは限らず、悪しき霊存在から来ている可能性もあります。
そのどちらからインスピレーションが来ているかは、インスピレーションを受け取る人間の側の心の状態で決まると言われています。
良き心を持った人間には良き霊存在から、悪しき心を持った人間には悪しき霊存在からのインスピレーションを受けやすくなるのです。
 

 ドゥテルテ氏は、米国とは距離を置き、中国と接近する姿勢を明確にしていますが、その上で日本との関係を重視しています。
ドゥテルテ氏に臨んでいる神託が、正しき霊存在から降りていることを祈りたいものです。

※:10月29日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20161028/k10010748291000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_024