衆院の東京10区と福岡6区の補選が告示され選挙戦がスタートしました。
今回の選挙戦ではどちらの選挙区にも幸福実現党から立候補しています。
以前にもこのブログでも触れましたが、マスコミが幸福実現党を「諸派」とだけ表して報道する場合があることに疑問を感じます。
例えば、東京10区では、せめて「諸派の新人で幸福実現党青年局部長の吉井としみつ氏」と報道してもらえば、吉井氏が幸福実現党の候補者であることが分かります。
また、同じく福岡6区では、せめて「諸派の新人で幸福実現党福岡県本部総務会長の西原ただひろ氏」と報道してもらえば、西原氏が幸福実現党の候補者であることが分かります。
しかし、単に「諸派の新人の吉井としみつ氏」とか、「諸派の新人の西原ただひろ氏」と報道するだけでは、有権者はその候補者がどこの政党か分かりません。
もしも、「諸派」で一括りにするのであれば、「自民党の元議員」とか、「民進党の新人」という言い方ではなく、例えば「国政政党の元議員」とか、「国政政党の新人」などとして報道したほうが公平とも言えるのではないでしょうか。
政治資金規正法などの政党要件は、単に政党交付金の交付の対象となる政党の基準でしかなく、その候補者をどのように報道するかは、各マスコミの裁量に任されているのが現状です。
幸福実現党の支持者もそうでない人もいる訳ですから、有権者の立場に立てば、幸福実現党の候補者であることをきちんと報道することこそが有益ではないでしょうか。