10月
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2016/10/07【少し気になることが】

 NHKが5日に放送したニュースの中で、今月行われる2つの衆院補選で野党4党が候補者を一本化することで合意したことを伝えました(※)。

 基本的な政策が異なる政党同士が、反自民と言う旗印のもと、あたかも目指すべき政治的な方向が同じであるかのごとく振る舞う姿に強い違和感を覚えます。

 実は、このニュースの中でもう1つ気になる部分がありました。
ニュースの後半部分で、それぞれの選挙区で諸派の新人も立候補を予定していることを伝えていますが、諸派の新人とは幸福実現党の候補者のことです。
東京10区には幸福実現党の吉井としみつ氏が、福岡6区には同じく幸福実現党の西原ただひろ氏が立候補を表明しています。

 確かNHKは、7月に行われた参院選では公示前であっても、「この他にも幸福実現党の○○氏も立候補を表明している」旨の伝え方をしていたと記憶しています。
「諸派」ではなく「幸福実現党」と伝えるようになったので、報道姿勢が公平になりつつあると感じたのですが、今回、また「諸派」扱いに戻ったように感じました。

 少し勘繰りすぎなのかもしれませんが、報道姿勢に変化があったのであれば、視聴者としては、その理由を明らかにしてもらいたいものです。
今後も、報道姿勢に変化が無いか、注意して見てみる必要があるのではないでしょうか。

※:10月5日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20161005/k10010718781000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_025