4月~6月期の国内総生産(GDP)の改定値が発表されました。
速報値が年率で0.2%増でしたが、改定値では年率で0.7%増となり上方修正されました。
今回、上方修正されたもののGDPの伸び率は小幅なままです。
このままでは、先に安倍首相が掲げた2020年までに名目GDPを600兆円するという目標には遠く及ばない状況です。
経済が思うように上向かない中で、政府日銀は追加の金融緩和を示唆していますが、これが日本経済にとって起死回生の一打となるとは思えません。
こうした中で行われる衆議院東京10区補欠選挙に、幸福実現党から吉井としみつ青年局長が立候補することを表明しました。
吉井氏は、「ワクワクする日本経済!」、「本当に安心な社会保障!」、「イキイキ子育て応援宣言!」の3つを政策の柱として掲げています(※)。
政府は、消費税の増税を延期したものの撤回したわけではありません。
消費税の増税分は、現行の制度下では増大する一方の社会保障費に充てるとしており、このまま社会保障費を全て消費税で賄うとなると、税率は50%を超えるとの試算もあります。
日本の将来像が重税国家だとしたら、未来に希望が持てるでしょうか。
政府がますます大きくなり、国民生活が政府に依存するようになれば、個人の自由が失われていきます。
目指すべきは、自由の中から国民が個性を発揮して発展する未来です。
求められているのは、吉井氏の掲げる「ワクワクする日本経済!」ではないでしょうか。
※:9月9日付The Liberty Web http://the-liberty.com/article.php?item_id=11903