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2016/08/10【自らを貫き通すことの大切さ】

 イチロー選手が大リーグでの通算安打3,000本を達成し、日米で大きなニュースとなりました。イチロー選手の偉業達成を心から祝福したいと思うと同時に、私たちに勇気と感動を与えてくれたことに心から感謝を送りたいと思います。
 

 イチロー選手は、ここ数年、思うように安打数を伸ばせず、打率も2割台に低迷することもありました。
スランプの中にあると周囲からは様々な声が聞かれ、例えば、イチロー選手のバットは、他の選手が使う一般的なバットに比べるとスイートスポットが極端に狭いため、もしも、イチロー選手が一般的なバットに切り替えれば、今まで打ち損じていた球も芯に当たることになりヒットが増えるなどの意見があるようです。

 しかし、イチロー選手は、自らの考えのもとで進化を続け、バットはいわゆるイチローモデルを使い続けています。

 翻って幸福実現党を考えてみると、国政選挙では現時点で当選者を出すに至っていません。
そうすると、「国防強化など訴えずに、社会保障の充実をもっと訴えれば票になるのに」とか、「独自の政党など立てずに、現与党の応援に回ればいいのに」とか、様々な意見が聞こえてきます。

 しかし、安易に妥協してしまえば、理想の政治を実現できないばかりか、正義に背を向けてしまうことにもなりかねません。

 幸福実現党は、未だ政界のイチロー選手のような存在になり得ていませんが、立党の精神(※)はこの国とその国民のことを真に思ってのものなので、妥協せずにその精神を貫き通せば、必ずや多くの国民の支持が集まる時が来るはずです。

 幸福実現党に対する政治的圧力が強くなっているのは、幸福実現党の現実的な力が高まっていることの裏返しではないでしょうか。

※:大川隆法著『幸福実現党宣言』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=113