米国で凄惨なテロ事件が発生しました。
49人が犠牲となり、銃による犯罪としては米国史上最悪の出来事と言われています。
犠牲となられた方のご冥福を心よりお祈りします。
犯人は、いわゆる「イスラム国」に忠誠を誓ったとされ、実際にイスラム過激派との接点があったのか捜査が続いています。
この事件を受けて、大統領予備選でイスラム教徒の入国禁止を訴えたトランプ氏が、自身の主張が正しかった旨を主張しているように、大統領本選でトランプ氏に有利に働くとの見方があります。
一方で、銃規制の強化を訴えていたクリントン氏にも、その主張が正しかったとして、大統領本選で有利に働くとの見方があります。
いずれにしても、今回の事件が米国の有権者の投票行動に少なからず影響を与えることになりそうです。
今回の事件は、イスラム過激派によるテロという観点のほかに、米国社会が抱える様々な問題点を浮き彫りにしているように思えます。