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2016/01/25【米軍の存在に敬意を】

 注目されていた沖縄県宜野湾市の市長選は、現職の佐喜真氏の当選が確実となりました(※1)。
宜野湾市には普天間基地があり、現職の佐喜真氏は普天間基地の固定化阻止を訴えて自民と公明が推薦し、対抗する新人の志村氏は普天間基地の辺野古移設反対と無条件即時閉鎖を訴えて民主や共産と沖縄県の翁長知事などが支持していました。

 佐喜真氏の当選で安倍政権は辺野古移設の推進で一安心していることでしょうが、佐喜真氏は選挙戦で辺野古移設に賛成の立場を表明したわけではなく、無条件即時閉鎖を訴える志村氏よりはマシというレベルなのではないでしょうか。

 米軍の存在は、沖縄県だけでなく日本全体にとっても抑止力としてたいへん重要な役割を担っています。
幸福実現党の新潟県本部副代表で元自衛官の横井もとゆき氏は、「沖縄の地に、米国軍人の若者が、さらに軍人の中には家族全員を沖縄に住まわせ、世界の紛争の火種となる中国の覇権主義を制している」とし、むしろ米軍の存在に敬意を払うことを忘れてはならないことを訴えています(※2)。

 沖縄県の基地負担の大きさも理解できますが、米軍は沖縄県民をいじめるために存在しているのではないのです。
もちろん米軍には自国の防衛という観点もあるとは思いますが、日本を守るために存在していると言いう点について、私たちはもっと感謝すべきではないでしょうか。

 折しも、冬でも暖かいはずの沖縄を例年にない寒波が襲い、24日の沖縄本島の最高気温は摂氏10度に満たない記録的な寒さとなっています。
こうした異常気象にも何らかの天意を感じずにはいられません。

※1:1月24日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20160124/k10010383951000.html
※2:1月22日付HRPニュースファイルhttp://hrp-newsfile.jp/2016/2594/