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2015/12/09【歴史の捏造を阻む原動力】

 12月8日は、太平洋戦争の端緒となった真珠湾攻撃が行われた日です。
 

 先の大戦は日本による侵略戦争だったとする見方がありますが、冷静に日本が戦争に突入した当時の時代背景を見ていくと、「正当な自衛権の行使」として開戦に踏み切ったという側面が浮かび上がってきます。
 

 当時に日本は、石油の多くを米国からの輸入に頼っていましたが、米国が日本への石油の輸出を禁止したり、ABC包囲網を敷いたりして日本に経済封鎖を仕掛けられ、国全体が干上がるような危機に見舞われていました。
また、米国が日本人移民を排斥していることが伝えられ、日本国内で対米開戦を支持する世論も高まっていたのです。更には、米国が日本に宣戦布告させるという策略を持っていたという話もあります。

 いずれにせよ戦争を積極的に肯定する気持ちは毛頭ありませんが、歴史的な事実は事実として客観的に把握しておくことが大切です。
そうすることが、中韓が行っているように歴史の捏造を阻む原動力になるのです。
そしてひいては将来の平和に繋がるものと信じます。