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2015/11/25【“正義の法”で世界を平和に導く】

 シリアとトルコの国境付近で、トルコ軍の戦闘機がロシア軍の戦闘爆撃機を撃墜した模様です。
撃墜されたロシア軍機はシリアのアサド政権を支援するために派遣されたもので、トルコ政府はロシア軍機が領空侵犯し再三の警告を無視したために撃墜したとしています。
一方で、墜落地点はシリア領内と見られ、ロシア政府は領空侵犯の事実はないとしています。

 撃墜のあった付近はシリアとトルコの国境が複雑に入り組んでおり、3年前にはトルコ軍の戦闘機が領空侵犯したとして、シリア軍の対空火器で撃墜される事件が起きています。
トルコはアサド政権に敵対する反政府勢力を支援しており、今後、トルコとロシアとの間で緊張が高まることが懸念されます。

 イスラム教徒が多数を占めるトルコは、米国主導の有志連合に参加していますが、トルコとロシアとの緊張が高まるということは、対テロで連携のきざした見えた欧米とロシアとの間の協力も期待薄となります。

 ますますイスラム教世界とキリスト教世界の対立が複雑さを増す気配ですが、今年12月中旬に発刊される幸福の科学グループの大川隆法総裁の「法シリーズ」最新刊である『正義の法』では、中東紛争やテロなどについて解決のための処方が示されているとのことです(※)。

 ですから、混迷する中東情勢を解決に導く手立てを持っているのは日本かもしれません。
日本は、ロシアとトルコ双方に対して良好な関係を持っていますし、イスラム教世界とキリスト教世界のどちらにも属していないので、仲裁者となることが可能です。
大川総裁の指し示す処方をもとに日本が積極的な役割を果たしていくことを期待したいと思います。

※:大川隆法著『正義の法』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1591