朝鮮半島の非武装地帯で、北朝鮮軍によるものとみられる地雷の爆発で韓国軍兵士2名が負傷したのに続き、北朝鮮軍が韓国軍に向かって砲撃を行い、韓国軍が応射するという事件が発生するなどして朝鮮半島の緊張が高まっています。
韓国の朴大統領は、9月に中国で行われる抗日記念行事に、米国の反対を押し切って参加することを表明しましたが、朝鮮半島有事の際に要となるはずの日米韓の連携にプラスにならないことは明白です。
朴大統領としては、北朝鮮に影響力のある中国を立てることで、中国が北朝鮮をなだめることを期待しているのかもしれませんが、中国は北朝鮮が韓国を攻撃することで利益を得られると考えれば、そうさせる国であることを知らねばなりません。
韓国の政権は、反日を演出すればするほど支持を得られるという傾向がありますが、いつまでも反日に頼っていては日韓の協力が強まることはありません。
また、中国依存を強めるということは韓国の自由が奪われていくことにもなります。
朝鮮半島有事の際に、韓国を援護する米軍の出撃拠点は、在日米軍基地です。
韓国は、自国の安全保障にとって実は日本が重要な存在であるということを理解し、日本との関係を改善すべきではないでしょうか。
【参考】:大川隆法著『北朝鮮の未来透視に挑戦する』幸福の科学出版https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=914