3月20日で、オウム真理教による地下鉄サリン事件から20年となります。
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りするとともに、被害に遭われ今も後遺症に苦しんでおられる方に心よりお見舞い申し上げます。
事件から20年を契機に、多くのマスコミがオウム真理教による一連の事件に関する特集を組んでいます。
同じ事件を繰り返させないためにも、事件を振り返って風化させないことは必要です。
一方で、こうした報道により、宗教が一律に危険なものであるとのイメージが植え付けられることに懸念を感じます。
特に、日本では新宗教に対して偏見があると言われていますが、その偏見をオウム真理教が助長したのは間違いありません。
しかし、宗教には厳然として正邪があります。
幸福の科学は、オウム真理教による事件が明らかになる以前、マスコミや評論家がオウム真理教を持ち上げる中で、その教義の間違いを指摘すると同時に犯罪行為を糾弾してきました。
幸福の科学の信者は、オウム真理教による報復が懸念される中でも、命を張って事件解決のためにビラ配布やデモ活動を展開したのです。
幸福の科学は、新宗教と言われる中でもオウム真理教とは正反対の存在であることが分かります。
正しい宗教は、人々の心のよりどころとなると同時に、その教えを学んだ人の人格が向上し世の中に対し貢献できるようになります。
伝統宗教も、正しさを含んでいることは認めますが、既に誕生から千年以上経過し、時代の進化にうまく対応できないという問題があることもまた事実です。
新時代には人々の進化に合わせてそれに対応した教えが必要とされます。
宗教の正邪は、教えの中身と、それによって生じる果実から判断して頂きたいと考えます。