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2015/02/16【日米の絆】

 幸福実現党の釈量子党首が、沖縄県の米海兵隊普天間基地のゲートにて、「フェンスクリーン活動」に参加しました(※)。
 

 普天間基地をはじめ沖縄県内の米軍施設を囲うフェンスには、駐留米軍に反対する汚い言葉が書かれた布などが張り付けられている光景をよく目にします。
また、基地のゲート周辺で、活動家らが通勤する米兵に対してスピーカーで言葉を浴びせる光景も目にします。

 確かに、沖縄県民の中には駐留米軍の存在を快く思っていない方も少なからずいることも事実ですが、そうした県民の方々であっても、基地のフェンスを汚したり、基地前で米兵に「国へ帰れ」と言ったりする人はほとんどいないはずです。
こうした行き過ぎた嫌がらせは、日本防衛の一翼を担っている米兵の方々に対し、日本人として申し訳なく感じます。

 現実に目を向ければ、中国は、東シナ海や南シナ海などでもともと自国領であったと称して領土拡張の意図を露わにしており、着々と軍備を増強し海洋進出能力を高めています。
このままでは、中国軍が質量ともに自衛隊を凌駕するのは時間の問題とする専門家の分析もあります。
従って、駐留米軍の存在の存在は、日本の抑止力を維持し高める上でその重要性はますます高まっているのです。

 「フェンスクリーン活動」は些細な動きに映るかもしれませんが、こうした活動が無ければ、日本国民から米軍は歓迎されていないといった誤った印象を与えかねません。
日米同盟は、政治上や戦略上の枠組みかもしれませんが、米国の若者が命を張って日本の防衛の一翼を担ってくれているという事実があることを忘れてはなりません。

※:幸福実現党釈量子党首ブログhttp://shaku-ryoko.net/defense/5239/
参考:2月13日付HRPニュースファイル「緊急報告――今沖縄で何が起きているのか?!(拡散希望)」http://hrp-newsfile.jp/2015/2029/