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2014/04/02【“従軍慰安婦問題”を単なる“慰安婦問題”にすり替えるな】

安倍首相は、当初の主張をひるがえし、安倍政権では河野談話の見直しを行わないとしています(※)。

歴史を捏造する外国に対し阿るような、こうした安倍政権の方針に失望を感るという声を耳にします。

また、左翼勢力を中心に、いわゆる「従軍慰安婦問題」を単なる「慰安婦問題」として意図的に扱おうとしていることに懸念を感じます。

自らの意に反して慰安婦になった方は、「従軍」であろうとなかろうとたいへん気の毒に思います。

しかし、日本という国家としてみた場合、「従軍」であるか否かは、看過できない問題です。

つまり、旧日本軍が組織的に慰安婦の募集に関わっていたかどうかということだからです。

河野談話もまさにこの点が問題であり、旧日本軍が組織的に関与した事実がない以上、やはり河野談話は見直すことが筋です。

韓国は河野談話を根拠に、「従軍慰安婦」どころか旧日本軍による「性奴隷」という言葉を使ったり、20万人もの慰安婦が存在したというありない数を示したりして、捏造された歴史を世界に喧伝し、日本をおとしめています。

安倍首相は、自虐史観を払拭するために、やはり河野談話を見直し新たな談話を発表すべきと考えます。

※:4月1日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140401/plc14040121410036-n1.htm