19日、西宮市内に行きが降りました。地面にも、うっすらと雪が積もっています。
支部精舎落慶11周年感謝式典の前に、11年間続けている月に1度の「自殺を減らそうキャンペーン」を行いました。
今日は、マイクの横で、動画を再生しましたところ、通り過ぎようとしている方々が、立ち止まって画面を観ておられました。
思い起こせば11年、昨年で100回を超えました。地道な活動を「忍耐」の心で続けました。宗教のミッションだからです。
そして、国内の自殺者4年連続の減少、2年連続3万人を切りました。これからも続けます。
以上、ジサキャン担当のサリーちゃん(男性)の言葉です。
さて、本日のブログです。
「中国軍は抑制的なのか」
中国が、日本の尖閣諸島を含む東シナ海上に防空識別圏を一方的に設定してから、2カ月が経とうとしています。
現在のところ、尖閣諸島周辺での自衛隊や米軍の行動は、防空識別圏設定以前と変わりがなく、中国軍の動きにも大きな変化はないようです。
こうした中国の動きに対して、中国は抑制的であるから日本も南西諸島周辺での防衛力を高めるべきではないとの意見があります。
しかし、中国が抑制的に行動しているかのように見えるのは、実は設定した防空識別圏を運用できる能力が整っていないと見ることが妥当です。
以前、中国の海警局のものと思われる航空機が尖閣諸島に低空で接近した際に、航空自衛隊はその接近をレーダーで捕捉することができなかったことがあります。
現在は、早期警戒機を投入するなどして自衛隊の体制は整っていますが、同様に中国も設定した防空識別圏の特に外縁付近では航空機の動きを把握できていない可能性があります。
従って、中国による防空識別圏の設定は、自己の能力に基づいている訳ではなく、日本への圧力を高めるための政治的な意味合いが強いものなのです。
中国は、抑制的に行動している訳ではなく、将来に向けて実効的に防空識別圏を管理できるように、確実に軍事力を整えているのです。
中国は、将来的に最低4隻の空母を保有するとの観測もあります(※)。
日本は、中国のしたたかな戦略に惑わされることなく、中国が日本に対して悪意を持って侵略できないようにするための必要な防衛力を整える必要があります。
※:1月19日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20140118-OYT1T00826.htm