先に失脚したとの報道があった北朝鮮の事実上のナンバー2である張成沢氏が処刑されたとのことです。
北朝鮮指導部内で張氏は、強硬な軍と一線を画すブレーキ役とも言われていましたが、張氏の処刑で金正恩第一書記が暴走するリスクが高まったと言えます。
韓国の朴槿恵大統領は、親中路線を取ることで、北朝鮮の後ろ盾である中国から影響力を行使してもらい、北朝鮮の暴発を抑えたい思惑かもしれませんが、中国にはもともと韓国をも持勢力下におきたい思惑があることを忘れてはならないと思います。
韓国は、未だに反日的な姿勢を改めていませんが、自由や民主主義といった価値観のもとで独立を保ちたいのであれば、どの国と友好関係を深めるべきか冷静に考えるべきではないでしょうか。
日本も、北朝鮮の動向を注視するとともに、万が一、朝鮮半島が赤化統一されるという最悪のシナリオが現実化した際の対応や戦略も想定しておかなければならないと考えます。