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2013/08/29【閲覧制限は教育的配慮として自然な対応】

漫画『はだしのゲン』を、島根県の松江市教育委員会が管内の小中学校に閲覧制限をするように要請し、その後、撤回されたことが話題となりました。

作者の戦争体験を描いた『はだしのゲン』については、「反戦を考える上で必要」とか、今回の閲覧制限については、「子供たちの知る権利を尊重すべき」などという声を耳にします。

こうした声は一見もっともに聞こえますが、実は、『はだしのゲン』には様々な問題があることをご存知でしょうか。

『はだしのゲン』は、もともと「少年ジャンプ」に掲載され、後に共産党系機関紙や日教組機関紙に掲載されるようになったことからもわかるように、作品中に「反天皇」や「君が代批判」などの左翼的メッセージが盛り込まれています。

また、作品中には日本兵がアジア人の首を刀で切り落としたり、女性に乱暴して殺害したりする過激なシーンが描かれており、そうした日本兵の行為が日本軍全体の方針のように描かれています。

しかし、実際にはこうした方針は日本軍にありませんでした

作者の戦争体験とそれに基づく主張は傾聴に値する部分もありますが、こうした思想的にも偏りのある様々な作品を子供たちが読む前に、左翼史観や自虐史観から離れた中立的な視点から近代史を、子供たちに教える必要があるのではないでしょうか。