防衛省は、自衛隊の海兵隊的機能を拡充する方針を固めたとのことです(※1)。
予てから幸福実現党は、広範囲に散らばる日本の島嶼部を、中国の軍事的脅威から効率的に守るためには、自衛隊に海兵隊を創設すべきと主張してきましたが、政府はようやく一歩踏み出したと言えます。
幸福実現党は、今回の参院選で掲げている主要政策にも、海兵隊の創設を明記していますが、一般に海兵隊は敵地上陸の機能を持つため、日本の政界では対外的に脅威を与えかねないとして議論がはばかられてきました。
しかし、幸福実現党が正面切って海兵隊の創設を主張してきたことから、安倍政権下での自衛隊の海兵隊的機能拡充方針を後押ししたのではないでしょうか。
ただ、日本の防衛力増強の必要性は増す一方ですが、防衛力増強のためにやらなければならないことはまだまだ数多あります。
幸福実現党は、立党した2009年の衆院選の時点で、国防の必要性を強く訴えていましたが、他党は安全保障についてほとんど触れませんでした。
それから4年、国防議論がここまで盛り上がってきたのは、幸福実現党の主張の正しさと先見性の高さを如実に物語っているのではないでしょうか。
政府は、是非、幸福実現党の主張に耳を傾け、国防を強化すべきと考えます。
※:7月8日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130708-OYT1T00587.htm