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2013/04/16【福島は安全。原発アレルギーを払拭して早急に原発の再稼働を】

福島第1原発の事故による影響を調べていた東京大学の研究チームによると、福島県などで約2万2千人の内部被曝調査をした結果、99%でセシウム137が検出されなかったとのことです(※1)。

住民が食事に気を使っていることなどが要因と見られていますが、福島の方々も今回のような調査結果を冷静に受け止め、少しでも恐怖心から解放して頂けたらと願っております

一方で、原子力規制委員会は、原発再稼働に向けた新規制基準をより厳格化しようとしており、この新基準に基づけば、ますます原発の再稼動が遠のくものと見られています。

このブログで幾度も指摘していますが、未確立の地震学に基づく活断層調査により、原発の再稼動の可否を判断することは大いに疑問です。

そんな中、中国や韓国が日本の原発技術者の獲得を図っているとする記事がありました(※2)。

日本の原発技術者は世界的にも優秀であり、福島第1原発の事故以降、脱原発が進み、日本の原発技術が海外に流出する懸念が指摘されていましたが、それが現実化しつつあるようです。

家電の製造で日本企業が中韓の後塵を排しつつある中で、原子力産業が今後の日本の稼ぎ頭の一つと目されていましたが、このままでは原子力産業も中韓に追いつかれてしまいます。

日本は官民一丸となって、原発アレルギーを払拭して早急に原発を再稼働させ、原発事故を経験した国として世界一安全な原発を開発していくべきではないでしょうか。

※1:4月11日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130411/dst13041109560002-n1.htm

※2:4月8日付同http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130408/dst13040808260004-n2.htm