「“宗教心の復権”を通じてこそ国難を突破し、“日本復活”を実現できることを訴える」旨を、12月17日に発表した今回の衆院選の結果を受けての声明で、幸福実現党のついき秀学党首が述べています。
基本的人権の根拠は、人間は神の子であり尊いものであるという宗教的真理にあります。
信教の自由の下、この普遍的な真理を踏まえた政治が行われてこそ、国民一人ひとりの自由と人権が尊重され、社会に最大の幸福と繁栄がもたらされるのです。
だからこそ、私たち幸福実現党は、「宗教立国」を掲げて戦ったのです。
こうした考え方は、世界的には理解されていますが、日本はどうでしょうか。
日本人には宗教心が無いとは思いませんが、日本人の中には宗教に対する尊崇の念が薄い人がいることもまた事実です。
12月に入って、ローマ法王のベネディクト16世が、ツイッターで情報を発信しており、そのフォロワー数は世界最大規模です。
そのツイートの言語に日本語もあるのですが、寄せられる日本人と思われるコメントに、荒らしや冷やかしが目に付きます。
そうした人の宗教心の無さに同じ日本人として恥かしさを感じてしまいます。
こうした背景には、戦後、教育から宗教を排除してしまったことがあると思います。
やはり、日本は宗教教育を充実させ、少なくとも世界的な宗教の基本は知識としても学び、神仏を敬う心や宗教的情操を育む必要があるのではないでしょうか。