8月15日は、67回目の終戦記念日です。私たち幸福実現党は、戦没者の方々に敬意と感謝の心を伝えるために、靖国神社を参拝すべきと考えています。
一方で、野田首相は、8月15日に靖国神社参拝を行いませんでした。14日には、韓国が改めて「戦犯が合祀されている靖国神社を、日本の閣僚らが参拝してはならない」との立場を主張したことなどを考慮したものと考えられます。
しかし、野田首相は昨年の記者会見で、靖国神社に合祀されているA級戦犯について、戦争犯罪人には当たらないとの考えを示していますし、2005年当時も、小泉政権時の政府に対する質問主意書で、「『戦犯』の名誉は法的に回復されている。戦争犯罪人の合祀を理由に首相の靖国参拝に反対する論理は破綻している」と主張しています。
であるならば、野田首相も、靖国神社を参拝すべきではないでしょうか。それが、普通の国家のはずです。
中国や韓国などは1980年代に突然、首相や閣僚の靖国神社参拝を問題視し、その後、参拝を認めないようになりました。
中国と韓国は、国内的な事情や外交カードとして、靖国参拝を批判しているだけであり、明らかに内政干渉と言えるものです。
戦没者に対する自国の追悼様式を主張し、守り抜くことは国際常識ではないでしょうか。
※:8月14日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120814-OYT1T00931.htm