【ウイグル自治区で住民100人超拘束か】2011年8月16日 朝日よりhttp://www.asahi.com/international/update/0811/TKY201108110615.html
香港の人権団体、中国人権民主化運動情報センターは11日、中国当局が7月末以降、新疆ウイグル自治区アクス地方の町クチャで、地元住民100人以上を「敵対勢力」として拘束したと伝えた。
同センターによると、同自治区カシュガル市で市民らが刃物で襲われる事件が続いた7月末以降、同市の北東約600キロにあるクチャで住民が相次いで拘束された。
武装警察など2千人規模の治安部隊が巡回するなど、厳しい警戒態勢が敷かれているという。
当局はカシュガルの事件を宗教過激派グループによるテロと断定しており、ウイグル系住民の一部をそうしたグループと関係する「敵対勢力」として摘発している可能性がある。
クチャでは北京五輪期間中の2008年8月、警察施設などが爆破される事件が起きた。
引用、以上。
中国の新疆ウイグル自治区カシュガル市で7月30日と31日に連続派出所襲撃事件が起きました。地元警察は、容疑者として探していたウイグル族の男性2人を市郊外で発見し、射殺しました。
当局は「海外で訓練されたテロリストによって率いられた宗教過激派勢力の仕業」として拠点を捜索、摘発を強化しています。両事件で射殺されるなどして死亡した容疑者は8人にのぼっています。
中国共産党は「武装テロリスト集団による組織的な犯行」との見解を示し、市内の警備態勢を強化しています。
また、ウイグル族の独立運動への参加を呼び掛けるビラが見つかったとして、厳戒態勢を敷き、地元住民100人超を拘束。現在も、ウイグル族住民への厳しい取り締まりが続いています。