【映画「世界の中心で愛を叫ぶ」は感動しましたが、西宮の中心で菅首相退陣を叫ぶことの虚しさ】
「原発推進は国策だったはずだが、全国どこでも電力不足。『海外に出て行け』ということか、これでは雇用など守れない」。大手自動車メーカー幹部はこう吐き捨てています。
定期点検を終了した九州電力玄海原発の再開について、海江田経済産業相が地元の説得に成功したかに見えた時、菅首相は突然、ストレステストの必要性を言い出し、再稼働に向けての海江田氏や現地自治体の努力が一瞬にして水泡に帰しました。
菅首相は作為的に「全原発の廃炉、脱原発の運動」を図っており、菅首相の国家解体政策によって、日本経済は大打撃を受けています。
21世紀政策研究所の澤昭裕研究主幹は「工場が国内に残っても生産の多くは海外に移り、国内の関連企業の受注は減る。産業空洞化はすぐそこにある危機だ」と訴えています。
財界から悲鳴が上がっているように、「日本経済沈没」の危機は目の前の現実となっています。
菅首相により、「最小不幸社会」ではなく、「宰相不幸社会」が到来しています。
関連記事→【「日本がつぶれてしまう」菅政権へのブーイングの嵐 経団連の夏季フォーラム】2011年7月21日 産経
長野県軽井沢町で21日始まった経団連の夏季フォーラムで菅直人政権に対するブーイングが相次いだ。
遅々として進まない震災復旧や保身のためとしか考えられない首相発言に企業経営者はあきれ、「日本がつぶれてしまいかねない」と危機感を強めている。
米倉弘昌会長は「被災地の苦しみが為政者の念頭にはない」と指摘。復興特区創設に向け「われわれが結束して動かなくては」と呼びかけた。
初日の討議は震災復興の現状と対策が主要議題。
三菱マテリアルの井出明彦会長が「震災から4カ月たっても復興需要が盛り上がらない」と提起すると、三菱商事の小島順彦会長も「被災地の若者が外へ出始めている。時間がない」と報告。
参加者から「提言だけで行動が欠けている」(JR東日本の大塚陸毅会長)、「1年以内にこれだけは、と言ったものがほとんどできていない」(日本郵船の宮原耕治会長)など菅政権に対する厳しい見方が相次いだ。
菅首相が国会で原発輸出の見直しに言及したことについては、丸紅の勝俣宣夫会長は「支離滅裂だ」と驚き、大和証券グループ本社の原良也最高顧問は「ベトナムへの官民合同の売り込みは何だったのか」と憤った。
三井住友フィナンシャルグループの奥正之会長は「民主党は大広間のない宿屋だ。個室にこもり、人の意見を聞きに出てこない」と論評。
三菱重工業の大宮英明社長は「政治のプロではないアマチュアがいきなり登板してしまった」と嘆いた。
三井不動産の岩沙弘道会長は「経団連がものを言えば言うほど逆効果という声もあるが、迎合するわけにはいかない」と強調。
アサヒグループホールディングスの荻田伍会長も「何もしないでいれば、ますます経済に悪影響だ」と指摘した。
米倉会長は「いまの日本には本当の政治家はいない。政治をなりわいにしている人だけだ」と語り、「どうやって経済界の声を政府に届けていくかだ」と問題提起した。
フォーラムは22日、日本経済再生への具体策を協議し、「アピール2011」を採択して閉幕する。
引用、以上。
「原発推進は国策だったはずだが、全国どこでも電力不足。『海外に出て行け』ということか、これでは雇用など守れない」。大手自動車メーカー幹部はこう吐き捨てています。
定期点検を終了した九州電力玄海原発の再開について、海江田経済産業相が地元の説得に成功したかに見えた時、菅首相は突然、ストレステストの必要性を言い出し、再稼働に向けての海江田氏や現地自治体の努力が一瞬にして水泡に帰しました。
菅首相は作為的に「全原発の廃炉、脱原発の運動」を図っており、菅首相の国家解体政策によって、日本経済は大打撃を受けています。
21世紀政策研究所の澤昭裕研究主幹は「工場が国内に残っても生産の多くは海外に移り、国内の関連企業の受注は減る。産業空洞化はすぐそこにある危機だ」と訴えています。
財界から悲鳴が上がっているように、「日本経済沈没」の危機は目の前の現実となっています。
菅首相により、「最小不幸社会」ではなく、「宰相不幸社会」が到来しています。