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2021/06/23 【このままオリンピックを開催して大丈夫か!?】

政府は、オリンピックを開催する方針で変わりがありません。

「コロナ禍の克服」、「準備を重ねてきた選手の尊重」、「福島の復興の象徴」など、開催を推し進める大義をいくつか挙げていますが、総選挙を控え、「五輪の中止は、政権へのダメージとなるから」、「五輪の中止による経済的損失が大きいから」という本音が聞こえてきます。

 
一方の野党などからは、「五輪の中止を訴えてそれを実現した者が次の政権を取れる」などとの声が漏れ聞こえてきます。

 
本来、平和の祭典であるはずのオリンピックを、与野党ともに政争の具にしている感があります。

今の状態で開催に突き進めば、開催を契機とした感染拡大の第5波が襲ってくる可能性は高いですから、感染拡大防止という政府自身の方針と矛盾しますし、経済を活性化させるはずのオリンピックの開催も、開催のために他の経済活動を制限しては効果が上がりません。

同様に、オリンピックを中止して野党が言うような過剰な経済活動の制限を行えば、深刻な不況が襲う恐れがあります。
 

ですから、感染対策としてやるべきことはしっかりやりつつ、何とか経済を回していかなければならないと考えます。

 

一見すると、何が正しくて何が間違っているのか分かりにくい現状かもしれませんが、正しさを考えるうえで必要なのが信仰ではないでしょうか。

神の正義を考えることこそ、自由や民主主義に正しい方向性を与えるものであると考えます。