12月
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2020/12/30【中国政府への責任追及はどうなっているのか】

 コロナウィルスの感染が世界中に拡大した発端の責任が、中国政府にあることは明白です。

 しかし、この問題に真正面から取り組んだのはトランプ大統領しかいないと言っても過言ではなく、各国政府をはじめリベラルを自認するマスコミでさえ、対立や分断を避けるためと称して、責任の追及に踏み込んでいません。

 こうした中、NHKが「新型ウイルスの起源を追う」と題して特集番組を放送しました。

 番組は、感染拡大の初期段階で中国政府が情報統制をしたことで、感染拡大を抑える機会を失った可能性があることを強く示唆する内容でした。

 中国政府に過剰な忖度をしがちなNHKにあって、中国政府の責任に言及したのは注目すべきことです。

 ただし、中国政府の言う「100%の透明性をもって迅速に情報を開示している」というのは誰もが嘘であると知っており、番組では当たり前のことを指摘したに過ぎないとも言えます。

 それどころか、「なぜ武漢で」、「なぜ爆発的な感染拡大が特定の国で」、「なぜ米大統領選に影響を与える絶妙なタイミングで」、「なぜ中国は調査チームの受け入れを拒んだのか」と言った肝心な疑問に納得のいく答えは出ていません。

 今回のコロナウィルスが人為的である可能性は、もはやネット上の陰謀論などではなく、複数の権威ある専門家も指摘しています。

 全世界を機能停止に陥れたコロナウィルスは、世界戦争並みの被害が出ています。

 よって世界正義の観点からもこの問題の責任をうやむやにすべきではありません。