今回の新型コロナウイルスについて、中国に対する疑惑がますます深まっています。
当初、発生源とされる武漢市の市場とは関係のない初期の感染者が次々と明らかになっており、中国当局の発表とは裏腹に、別の発生源が取沙汰されています。
中でも、武漢市にある中国の研究機関からの流出が疑われています。
しかし、中国国外のウイルスの専門家らは、今回のウイルスは生物由来のものだとして疑惑を否定しています。
確かに恐怖心を煽るようなデマは拡散しやすいので注意する必要があります。
ただ、生物由来のウイルスに人間が手を加えたものとの指摘を完全に否定する証拠もないようです。
いずれにせよ中国が各種ウイルスを含む生物兵器を研究していることは周知の事実です。
日本など防御を目的に生物兵器を研究することは必要なことですが、兵器として保有することを目的とした中国による研究は極めて危険です。
共産主義という唯物的な考え方からすれば、人命の尊重は、人間の魂に対する尊厳からではなく、単に政権批判を恐れてのことに過ぎません。
ですから、そのタガが外れれば、中国がこうした兵器を国の内外でいつ使用したとしても不思議ではありません。