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2020/02/27【憲法に照らし合わせても国賓待遇には疑問が】

 新型コロナウイルスの影響で、中国最大の政治イベントである全人代が延期されました。

 これに伴い習近平主席の国賓としての訪日も延期される公算が高まっています。

 しかし、「延期」ではなく「白紙に戻すべき」ではないでしょうか。

 日本国憲法の前文には「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して」とあります。

 中国が行っているウイグルでの弾圧、同様にチベットや内モンゴルの問題、最近では香港や台湾に対する強硬な姿勢、それに南シナ海や尖閣諸島周辺での力による威嚇等々、これらを見れば、今の中国が「平和を愛する諸国民」とは言えないことは明らかです。

 
 ですから、日本国憲法に照らし合わせても、習主席を国賓として最高度に歓迎することは相応しくないということが分かります。

 中国が、将来、自由・民主・信仰といった価値観を遵守する国になったときに、初めて国賓として招かれる資格があるのではないでしょうか。