英国のプロサッカーリーグの選手が、中国のウイグル政策を批判し、中国政府が猛反発をしています。
中国政府は、「当該選手はうそのニュースに影響されている」としています。
しかし、街中に監視カメラが設置され、更にはウイグル人の囚人の臓器売買まで行われている疑いがあるという調査報告まであります。
よって、「コーランは焼かれ、モスクは閉鎖され、宗教学者は殺害され、兄弟たちが強制収容所に送られている」とするその選手の主張の方が事実に近いことは明らかなようです。
故に、この選手の悲痛な叫びに耳を傾けるべきですし、所属チームも「チームは政治に関与しない」と突き放すのではなく、選手を擁護すべきではないでしょうか。
世界では、米国議会下院が「ウイグル人権法案」を可決したのをはじめ、英国政府や仏国政府なども中国のウイグル弾圧に声を上げています。
日本政府にもウイグル問題で中国に圧力を強めてほしいと思います。
ウイグル問題の最高責任者は習近平主席ですが、日本政府は、習氏を本当に国賓として迎えるべきかどうかを考え直すべきではないでしょうか。