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4月
12

2011/04/12 【トモダチ作戦、日米同盟深化の重要な一歩だ】

【トモダチ作戦、日米同盟深化の重要な一歩だ】2011年4月10日 読売新聞社説より

米軍が東日本大震災で自衛隊と連携し、空前の規模の支援活動を実施している。日米同盟を深化させるための重要な一歩と高く評価したい。

米軍の「トモダチ作戦」は、最大2万人を動員し、空港・港や学校などの復旧や救援物資の輸送を行っている。

4月1~3日には、自衛隊などと共同で、東北3県沿岸部で行方不明者の集中捜索を実施し、79人の遺体を収容した。

米国は、同盟国の日本の各地に米軍を駐留させているとはいえ、災害時に日本を救援する条約上の義務があるわけではない。

それでも、これだけ大規模な支援を実施しているのは、日米が長年かけて築いてきた信頼関係があってこそだろう。

日本は、引き続き米国と緊密に連携し、様々な危機が同時並行で進む「複合事態」を乗り切らねばなるまい。

米軍の活動は、防衛省、在日米軍司令部、仙台市の陸上自衛隊東北方面総監部の3か所で連日行われる自衛隊幹部との綿密な調整作業に基づき、実施されている。

共同訓練や海外での共同活動の経験が、現在の円滑な日米協力を可能にしたと言える。

福島第一原発事故の対応では、日米両国が放射性物質遮断、核燃料処理など複数の作業チームを設置した。放射能の検知識別や被曝者の除染を任務とする米海兵隊の専門部隊も来日している。

米側は当初、日本側の情報提供が不十分との不満を示していた。

だが、原子炉を冷却する海水の真水への切り替えは、米側が主張し、はしけ船を提供して実現したもので、連携は深まっている。

米側が原発問題に真剣なのは、同盟国への支援に加え、自らの原発推進政策を堅持するうえで重要との判断がある。

日米が、持てる知恵と装備と能力を最大限に活用し、対処する必要がある。

日本にとって、東日本大震災はかつてない大きな試練だ。2001年の米同時テロは米国の世界観を変えたとされるが、「3・11」の衝撃と影響は、その「9・11」をも上回るものだ。

だが、この試練は、日米同盟をより強固にする機会でもある。米同時テロでは、日本が新法を作り、自衛艦をインド洋に派遣したことで、同盟関係が強化された。

大型連休中に予定されていた閣僚級の日米安保協議委員会(2プラス2)は開催が不透明な状況にあるが、極力開くべきだ。

今回の経験を将来の日米協力にどうつなげるかを議論したい。それが同盟を新たな段階へ導くだろう。

引用、以上。

自衛隊は震災救援も仕事の内ですが、在日米軍にとって日本の震災支援活動は義務ではありません。

米軍は「人道支援」としていち早く駆けつけ、最大2万人を投入しています。

「トモダチ作戦」の救援活動の中核部隊は沖縄の米海兵隊と、米海軍(第7艦隊)です。

米軍は救援物資を満載した空母を拠点として、ヘリで次々と孤立した避難場所に救援物資を届けました。

自衛隊は陸路による救援物資の搬送をメインにしていますが、特に道路が寸断された孤立地において、頼れるのは米軍のみだったという声が出ています。

自衛隊は、今回の大震災で輸送機やヘリコプター、輸送艦の絶対数が圧倒的に不足しており、救援物資輸送力で米軍の後塵を拝することとなりました。

戦前の日本の軍隊もそうでしたが、自衛隊もロジスティクスが弱い現状が浮き彫りになりました。

実際の戦争においても、ロジスティクスや後方支援能力の低さがボトルネックになる危険性が高いと言えます。早急に強化すべきです。

また、今回、米海軍の空母が救援物資の配送拠点となったことからも分かるように、自衛隊も震災対策空母を保有し、救援物資輸送力を高め、東海大地震や首都圏直下型大地震等に備えるべきです。

いずれにしても、米軍が救援活動に乗り出さなければ、支援物資が被災地に届くのが大幅に遅れ、大変な事態になっていました。

米軍は同盟国の災害支援のために、全力を掲げて救援活動を展開しており、日本政府は感謝を形にすべきです。

今回の「トモダチ作戦」を通じ、日本国民の米軍に対する感謝の意識も高まっており、日本政府は率先して日米同盟を深化させていく契機となすべきです。

4月
10

2011/04/10 【頓挫した大連立=首相退陣論再燃も-大震災1カ月】

【頓挫した大連立=首相退陣論再燃も-大震災1カ月】2011年4月9日 時事通信より

東日本大震災から11日で1カ月。震災を機に与野党は「一時休戦」に入り、野党は被災地の復旧・復興に向け、政府・与党への協力姿勢を示している。

ただ、菅直人首相が求めた民主、自民両党の「大連立」は、谷垣禎一自民党総裁が拒否し、頓挫した。

与野党には「指導力不足の菅首相でこの難局は乗り切れない」との声が広がりつつあるが、首相の続投意思は固く、「菅降ろし」は容易ではない。

大震災の発生により、政治状況は一変した。在日韓国人からの政治献金が発覚し、首相は窮地に陥っていたが、野党は震災対策に全面協力。2011年度予算や、現行の子ども手当を6カ月延長するつなぎ法なども相次いで成立し、国会では一息つく形となった。

大震災や福島第1原発事故の対応で「首相はパフォーマンスしか考えてない。軽々に動き過ぎる」(自民党幹部)と指摘された。

野党は「菅内閣で日本の危機は救えない」(大島理森自民党副総裁)と批判を強め、復旧・復興のめどが付けば倒閣に動く構えを示す。

「やるべきことをやってない。今の状態で国政を担当するのは許されない」。

西岡武夫参院議長は7日の記者会見で、自ら復興構想を示さない首相の震災対応に不満をぶちまけ、退陣を迫る考えさえ示した。

民主党内では小沢一郎元代表に近い議員を中心に「一刻も早く辞めてもらいたい」(中堅議員)と首相退陣論が再燃しつつある。

自民党が小沢氏系議員と組んで「菅降ろし」に動く可能性も取り沙汰されている。

もっとも、今は被災地の復旧・復興が最優先で、政争どころではない。

「政局」に動けば、国民から厳しい批判を浴びる可能性があり、自民党としても「菅降ろし」に動きにくいのが実情だ。

首相が働き掛けた大連立は「首相の延命狙い」(自民党幹部)とみられ、谷垣氏は7日、「健全な野党として対応したい」と拒否を表明した。

未曽有の危機に対応するため、大連立による「救国内閣」を求める声は根強いが、野党は「菅首相退陣が前提」としている。

引用、以上。

「国家の存亡がかかっている大国難」が到来しているにもかかわらず、政治は政局に走っています。

本記事にも出ていますが、菅首相が働き掛けた大連立は「首相の延命狙い」に過ぎません。

危機管理能力が欠如した菅政権の枠組みの中で大連立を行っても「船頭多くして船山に登る」で、むしろ混乱はひどくなるでしょう。

「(大連立を行っても)菅内閣で日本の危機は救えない」という野党、及び一部民主党議員の認識はその通りです。

また、菅首相が降りて、谷垣氏が首相になっても非力で指導力が不足しており、頼りないことに変わりありません。与野党一致して「消費税増税」をするだけで終わるでしょう。

与野党とも連立で大騒ぎしていますが、形式にこだわらず、与野党一致して、未曾有の国難に当たり、一刻も早い復旧・復興を実現すべきです。

その上で、復旧・復興が一段落したところで解散を行い、震災復興、救国内閣のあり方を民意に問うべきではないでしょうか。

4月
10

2011/04/10 【防波堤3メートル超の津波で家屋流失、土木学会】

【防波堤3メートル超の津波で家屋流失、土木学会】2011年4月9日 日経より

土木学会は8日、東京都内で東日本大震災の現地調査報告会を開いた。

福島県いわき市の海岸を視察した東京大学の佐藤慎司教授は「津波が防波堤を1メートル超えたレベルなら、浸水程度の被害で済むが、3メートル以上だと木造家屋はほとんど流失し、防波堤自体も壊れていた」と述べた。

防波堤は想定を超す大津波には無力であることが判明。

佐藤教授は「予報、警報の活用や素早い避難を組み合わせるのが現実的な津波対策」と報告した。

湾の入り口に巨大防波堤を築いた岩手県大船渡市の視察結果も報告された。

防波堤がない周辺地域には高さ12メートル以上の津波が押し寄せたが、防波堤内では7~8メートルとやや低くなった。

津波が防波堤にぶつかって水流が弱くなったため、原形をとどめる家屋が多かったという。

引用、以上。

日経新聞は先日も菅直人氏の福島原発視察を評価していましたが、今回も「防波堤は無力である」ように報道しており、民主党の「コンクリートから人へ」を支援しているかに見えます。

「防波堤は想定を超す大津波には無力であることが判明」という表記は、明らかにミスリードです。

ニュースソースとなっている「土木学会東日本大震災特別委員会総合調査団 調査速報会報告」をよく読めば、その主旨が意図的にねじ曲げられていることは明白です。

同報告によれば、佐藤教授は「天端上2mを超えると堤防が破壊される事例多い→越流しても破壊しない構造に」という防波堤強化の提言をしているのであって「無力である」と結論づけているわけではありません。

また、同報告では「海岸堤防や土堤が浸水を小さくした所が多い」として、茨城県鉾田市 京知釜海岸では「一部破壊しながらも、海岸堤防が浸水被害を軽減」として写真も掲載されています。

さらに、千葉県九十九里浜旭市の小河川の河口では「海岸堤防が切れているので津波が集中」として、海岸堤防の必要性を指摘しています。

また、本記事では「佐藤教授は『予報、警報の活用や素早い避難を組み合わせるのが現実的な津波対策』と報告した」として防波堤強化が現実的でない印象を与えていますが、実際には佐藤教授は「ハード対策(堤防・防波堤など)とソフト対策 (予警報・避難・防災意識・まちづくり)」の強化を提言しています。

防波堤より高い津波が来ても、防波堤があることで津波の力や速度が一時的に弱まり、避難する時間をつくったり、浸水被害を軽減する効果があり、「(堤防の)想定を超す大津波には無力」ということはありません。

亡国大臣である蓮舫氏は事業仕分けで「200年に一度あるかないかの地震に、備えや研究をする必要性があるのですか?」と詰問していますが、幸福実現党は「千年に一度の津波」を想定して、堤防の高さ、強度を強化すべきだと提言しています。

もちろん、堤防だけでなく、地震や津波に耐えられる建物の強化や避難手段の多様化等、あらゆる事態を想定して、「防災大国・ニッポン」に向けて創意工夫を重ねていくべきということは言うまでもありません。

4月
7

2011/04/07 【国家は組織があって初めて機能する】

【国家は組織があって初めて機能する】週刊『ダイヤモンド』4/2号 櫻井よしこ氏のページより

岩手県花巻市の会社経営者、藤沼弘文氏(六十代)は、東日本大震災の翌日、地元の災害救助隊の活動を開始した。藤沼氏がつくった組織で、地元企業110社で構成する。

藤沼氏らはすぐにできることから始めた。コメ10トンに加えて、下着類やトイレットペーパーなどを各地に運んだ。

そこで目撃したのは、多くの地方自治体が右往左往以前に、茫然自失で立ち尽くしている現実だった。

「中央からの指示待ち体質が強い彼らは、その指示がほとんどないために何をすればよいかわからないのです。地方自治体を効果的に動かすことができない根本的原因は、中央政府が右往左往するばかりで全体を見た指示を出していないからです」

そうしたなかで、唯一、効率的に動いているのが、皮肉にも民主党政権が忌避してきた自衛隊をはじめ、警察、消防など、指揮命令系統がしっかりしている組織であることをあらためて実感したと藤沼氏は語る。

日本の近代国家建設に貢献した伊藤博文氏は「国に組織ありて而して後国始めて始動す」と書き残した。国家は組織があって初めて機能する存在だと言っているのだ。

東洋諸国が西洋諸国に近代国家建設で遅れ続けた一因は、国家組織の有無に起因すると、伊藤は強調したのだ。

組織や制度なしには、国は単なる個人や集落の集合体にとどまり、底力を発揮できないのは明らかだ。

だからこそ、指導者には、危機に際して国家を始動させるための明確な国家意志が求められる。

そのような意識を欠く民主党の指導者にはこの国難を乗り切ることは難しいと思うゆえんである。

引用、以上。

今、菅政権の指導力に多くの疑念が投げかけられています。

民主党政権は、国難にあって「脱官僚」といったスローガンと決別し、官僚組織をフルに活用すべきでしたが、「政治主導」にこだわったあまり、国家組織、自治体組織を効果的に動かすことができませんでした。

この考え方の根本には、菅首相の「国家否定」の考え方があります。

・こういうときこそ国家というものの有り難みが分かる時です。国家に力がなかったら復興不能です。

・今回の震災を見て、「地方分権」や「地方主権」だの言っているのを、ほどほどにしなければならないということや、国丸ごと力を合わせないと難局は乗り切れない、ということを改めて再認識しなければなりません。

・(菅直人が)国家を否定する考え方を持ってるというのは、その通りです。国家の部分が空白地帯になっていく考え方は非常に危険です。

今回のような複合的大規模災害は、単に自衛隊や警察だけでは解決できません。

国家レベルで、全官公庁を中央集権的な指揮下に置いて動かしていく体制が必要です。

今回の震災被害は、民主党の「国家解体思想」が現実のものとなった「人災」であると言えます。

4月
7

2011/04/07 【イランの干渉を批判する声明相次ぐ】

【イランの干渉を批判する声明…GCC】2011年4月4日 読売より

サウジアラビアなどペルシャ湾岸王政6か国で作る湾岸協力会議(GCC)は3日、リヤドで緊急外相会議を開き、イスラム教シーア派大国イランが、バーレーンなど湾岸諸国情勢に介入しているとして非難する声明を出した。

スンニ派王政のバーレーンでは、人口の約6割を占めるシーア派主体の反体制デモが続いている。

デモの長期化に伴い、サウジでも少数派のシーア派がデモを行うなど不穏な動きが出始めている。

湾岸諸国には、影響力拡大を狙うイランが地域の不安定化を図っているとの疑念が根強く、声明は、「(イランによる)内政干渉は国際条約に違反しており、激しく非難する」としている。

バーレーン情勢を巡っては、同国政府の要請に基づき、サウジなどGCC諸国が3月、治安維持のため、合同軍事組織「半島の盾」部隊を派遣している。

イランはこれに反発しており、部隊を主導するサウジなどとの対立先鋭化を懸念する声も出ている。

引用、以上。

中東諸国にジャスミン革命の影響が広がるにつれて、徐々に「独裁制」対「自由を求める国民」という対立図式が変化してきました。

新たに出て来た対立は、伝統的な「スンニ派体制」と人口で過半数を占める「シーア派住民」の間での政治闘争となってきました。

さらに、中東は宗教問題がそのまま国家間の外交や安全保障に大きな影響を与えるため、いたずらに自由や民主化を支持することは難しいものとなってきます。

今後は、いかにこの不安定化しつつある中東地域を安定化させていくかに力点が置かれるだろう予想されます。

4月
5

2011/04/05 【経済成長に復活の芽】

【経済成長に「復活の芽」、震災復興需要で12年度には回復】2011年4月4日 サンケイビジネスアイより

東日本大震災による日本経済への打撃が深刻だ。政府試算によると、直接的な被害額は最大25兆円。

電力不足や、製品や部品の供給網(サプライチェーン)の寸断で輸出・生産は落ち込み、「2011年度はマイナス成長に転落する」との悲観シナリオも出ている。

ただ、被災地での工場生産が徐々に再開されるなど“復活の芽”は出始めており、復興需要から12年度は成長が回復するとの見方が大勢だ。

政府も復興策作りを急いでおり、官民が力を合わせた「知恵の総動員」が求められる。

「震災による電力供給の制約は生産低下だけでなく、企業や家計のマインドに悪影響を与える」。4月1日に就任した日銀の白井早由里審議委員は会見でこう語った。

ある日銀幹部も「阪神大震災にはなかった要素が多く、それだけ日本経済への打撃も大きい」と語る。

大打撃の一つが、白井審議委員が言及した電力不足で、計画停電が続けば生産回復が思うように任せない部分もある。

もう一つは、サプライチェーンの寸断で、東北地方の自動車部品の生産が滞ったため、全国の自動車工場が停止せざるを得なくなったことが代表例だ。

福島原発事故により原発関連の風評被害が海外にも広がっているのも懸念材料。

金融筋によると「西日本で作った製品を輸出する際、『放射能に汚染されていない』という証明書の添付を求められるケースもある」。

海外からみれば東北産も西日本産も一緒で、日本ブランドが不当な評価を受ける恐れもある。

内閣府は3月23日、社会資本、住宅などのストック(資産)が地震や津波で受けた被害額が16兆~25兆円に上るとの試算を発表した。阪神大震災の約10兆円の約2倍だ。

同日の会見で与謝野馨経済財政相は「東北3県の漁港は破壊され、2万隻を超える漁船が使用不能になっている」と、地場産業の壊滅を報告。

「阪神大震災でも本格的に元通りになるのに5年近くかかった。(東日本大震災では)大急ぎでやっても相当な時間がかかる」と述べ、復興の道のりが厳しいとの考え方を示した。

震災前の日本経済は新興国への輸出に牽引され、「踊り場」を脱しつつあるとみられていた。日銀のシナリオでは、今春にも経済は回復経路に戻っていたはず。

11年度の成長率予想は前年度比1.6%、12年度は同2%だった。震災は足元の成長を押し下げ、回復シナリオが後ずれするのは確実だ。

内閣府は11年度の実質GDP(国内総生産)が0.2~0.5%押し下げられると試算。市場からは、11年度はマイナス成長に陥ると予測する声も上がっており、SMBC日興証券は「マイナス0.5%」と推測している。

ただ、「12年度には一転して飛躍に向かう」との見方が多い。

「中心となるのは毀損したストックの回復に伴う復興需要」(大和総研の長内智エコノミスト)だ。住宅投資や公共投資は今夏以降に実質GDPを押し上げ、「13年度まで年間1.3%程度の押し上げ効果を生む」という。

来年度まで待たなくても、「今年7~9月期には工場再建や代替地での生産が進む」(野村証券)との予測もある。

生産拠点の西日本への移転がうまく進めば、「輸出を支える日本の生産能力は大きく落ちない」(金融筋)。

このシナリオ実現の鍵を握るのが、政府のバックアップだ。政府は今国会で、被災地の生活支援やインフラ整備などを盛り込んだ特別立法の成立を目指し、11年度補正予算の策定を急ぐ。

財源を賄うため、「復興国債」の日銀引き受けをめぐる議論も出ており、「復興への具体策は待ったなし」(市場関係者)の状況だ。

民間企業はすでに、被災地の工場再開や西日本への代替生産の動きを活発化させている。関係者の懸命な努力もあって、物流網も回復し始めている。

阪神大震災との比較から、今回は完全復興までにかなりの時間がかかるとみられる。

だが、みずほ証券の上野泰也チーフマーケットエコノミストは「そうした予想をどこまで覆せるか、官民の知恵が問われている」と訴える。

引用、以上。

民主党と自民党は大連立を模索していますが、いまだに両党で一致しているのは「増税」の方向性のみで、増税プランは打ち出せども、復興計画プランは打ち出せていません。

民主党も、自民党も確固とした経済成長政策を持っておらず、菅氏も谷垣氏も「経済成長」ではなく、「財政均衡」を第一の目標にしています。

復興に向けては、報道でも財源論、増税論が中心でした。最近になって、ようやく積極財政論が出てきたくらいで、復興プランを提示できていません。

東北・日本経済復興に当たっては、本記事に「官民の知恵が問われている」と言われているように、政治が復興プランや指針を示し、その方向性に向かって、官僚や自治体、民間の知恵を結集し、強力に実行していくことが求められます。

民主党やみんなの党の言っている「政治主導」は「官僚叩き」「官僚抜き」を意味しているだけであって、本当の「政治主導」を論じてはいないのではないでしょうか。

私は、本当の意味の「政治主導」は、政治が未来ビジョンを示し、官民の力を結集していくリーダーシップだと考えます。

政治の役割は復興に向けた法案整備と予算創出を行い、行政機関を強力な実行エンジンとして活用し、民間の活力を引き出しながら、復興を実現していくべきではないでしょうか。

4月
5

2011/04/05 香港の経済成長に思う

去る3月下旬に、インドへの視察に行って参りました。

香港経由の渡航であった為、短い時間ではありましたが香港市内を観る機会を得ました。

地価世界一と謳われる香港ですが、空中利用や規制緩和等、狭いながら様々な工夫がありました。

経済成長率も非常に高く、税金の還付も行われています。

増税路線から経済成長路線へと舵取りをしない日本の左傾政府。このままでは、日本からの脱出組が急増するのでは・・・と思った次第です。

4月
5

2011/04/05 【88年前の復興院、後藤新平が主導、問われるトップの力量】

【88年前の復興院、後藤新平が主導、問われるトップの力量】2011年3月28日 産経より

東日本大震災からの復興に向け与野党で「復興庁」や「復興院」を創設する構想が浮上している。

モデルは88年前の関東大震災で復興計画を立案した「帝都復興院」。総裁は後藤新平(1857~1929)だ。

ただ復興院が機能したのは、組織もさることながら、力量ある後藤という政治家の存在があったからのようだ。

大正12(1923)年9月1日昼の関東大震災で東京には焼け野原が広がった。死者・行方不明者は10万5千人以上。

震災被害も収まらない2日夜に山本権兵衛内閣が発足し、救援と復興の責任者となったのが内務相の後藤だ。

教訓に富むのは、後藤がすぐに明確な方針を打ち出したことだ。

内相就任の2日夜、帰宅した後藤はただちに机に向かって復興根本策を書き上げた。

そこには「遷都はしない」「復興費は30億円」の項目とともに東京の改造が宣言されていた。

「区画整理を伴う新都市計画実施のため地主に断固たる態度をとる」。

復興のためには決断が重要という後藤の考えがみえる。

後藤の大胆さは「復旧」ではなく「復興」を掲げたことからもわかる。

12日には、「復興」を掲げた詔書が発せられた。スピードも際だった。復興院発足(27日)は震災から1カ月かからなかった。

復興院は、震災で再び大きな災禍を受けないよう東京を改造し近代的な首都を造ることを目指した。

震災で焼けた下町地区に大規模な区画整理を施す。昭和通りや永代通りなどの幹線道路、歩道や公園、鉄筋コンクリートの小学校、同潤会アパートの整備も描いた。

後藤は医師出身で衛生行政に詳しく、都市建設のエキスパートだった。

台湾総督府民政長官や南満洲鉄道初代総裁、東京市長、閣僚を歴任した後藤。

構想が大きく「大風呂敷」とも呼ばれたが、政官財界に「後藤派」と呼ばれる人脈が広がっていた。後藤の人脈も復興院を支えた。

復興院建築局長は耐震論の権威で東京帝大教授の佐野利器(としかた)、経理局長には戦後国鉄総裁として新幹線を推進することになる十河(そごう)信二を起用。

実力派の官僚、専門家を集めた。復興院の計画をもとに政府は大正12年12月に復興予算を提出。

衆院で多数派だった野党政友会が削減したものの復興予算は成立し、同年末から、東京市などの協力で復興事業が始動した。

永田町では今、復興院論議が進むが、後藤のような人物がいるかどうかが問題だ。

引用、以上。

復興に関して一番の問題となるのは「財源」の問題であることはいうまでもありません。

しかし、関東大震災時の後藤新平内相が提案した帝都復興事業のような国民に「夢」を見せる計画を、単なる財源の問題だけで潰してしまってはなりません。

東北に未来を提示するような大規模な計画を、それこそオールジャパンの体制を構築する必要があります。

特に、東北復興事業においては、被災した東北の人々を日本で一番幸福にするというぐらいの一念を持って臨むべきです。

民主党型の「バラマキ」や「パフォーマンス」や、自民党型の「利権誘導型公共投資」では、断じて東北の復興を成し遂げることはできません。

後藤新平内相が提案した帝都復興計画は財源の問題によって縮小されましたが、結局、後藤内相は第二次山本権兵衛内閣が虎の門事件によって倒れたことによって失脚し、復興の主導権を握ることができませんでした。

その結果、東京大空襲の時に火災が大規模に広がるなどして被害が拡大したり、戦後の自動車社会において、首都圏の大渋滞が発生し、道路を新たに作り直したりする羽目に陥っています。

現在の人の目には大風呂敷に見える計画でも、50年・100年は通用する計画を立案しなくては意味がないのです。

政治家は遠い未来まで見据え、今は「大風呂敷」と批判されるような、大きな未来ビジョンを示さなくてはなりません。

3月
28

2011/03/28 【命がけの姿 米軍の「本気」引き出す】

【米軍支援も引き出す】2011/03/27 産経より

宮城県多賀城市の多賀城駐屯地では整然と並んだ陸自車両のタイヤが水に埋まった。車体には「災害派遣」の垂れ幕。地震発生を受け、出動しようと矢先を津波にのまれたのだ。いかに迅速に出動態勢をとるか。そんな訓練が徹底されている証しでもある。

大規模支援を買って出た米軍を鼓舞させたのも、そんな自衛隊員の姿だった。

《米軍は初めは様子見だったが、自衛隊が命をかけて任務を遂行するさまを見て本気になった》

東京電力福島第1原子力発電所では被曝(ひばく)の恐怖に臆することもない。17日からの放水活動の口火を切ったのも自衛隊だった。直後に米軍が放射能被害管理などを専門とする部隊約450人の派遣準備に入ったと表明したのは、米側が自衛隊の「本気度」を確信したからだといわれる。

ある隊員からこんなメールが届いた。

《自衛隊にしかできないなら、危険を冒してでも黙々とやる》《国民を守る最後の砦。それが、われわれの思いだ》

きょうも自衛隊員は被災者のそばにいる。

3月
18

2011/03/18 【中国研修生20人救う=ネットで感動呼ぶ-女川の会社専務】

【中国研修生20人救う=ネットで感動呼ぶ-女川の会社専務】2011/03/17時事通信より

感動的なニュースを発見しました。
【北京時事】中国紙・新京報は17日、新華社電を引用し、東日本大震災で被災した宮城県女川町で、中国人研修生20人を津波から守った日本人男性を紹介した。インターネット上では「愛に国境はないことを教えてくれた。感動だ」といった書き込みが相次いでいる。
男性は、同町の水産会社「佐藤水産」の専務、佐藤充さん。地震後に寮の近くにいた遼寧省大連出身の自社女性研修生20人に、「津波が来るぞ」と叫びながら駆け寄り、高台にある神社に誘導した。
佐藤さんは、研修生の避難を確認後、その場を立ち去り、安否は不明という。研修生は「地元の人々の助けがなかったら、とっくに死んでいた」と深く感謝している。
引用、以上。


ご挨拶

愛するこの国のために

私は、この日本を、この兵庫県を愛しています。
現在、日本が抱える深刻な経済不況、国防の危機、教育の没落には目に余るものがあります。「この国の繁栄と安全、子供たちの未来を守りたい」その一心で、政治家を志しました。「幸福実現党」には、保守政党としての政策と、未来をつくる「チャレンジ精神」があります。皆様のご支援を心からお願い申し上げます。
高木よしあき

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