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2017/01/26【宇宙空間の防衛能力強化を】

 防衛省の通信衛星が、H2Aロケット32号機により打ち上げられ、軌道投入に成功し、「きらめき2号」と命名されました。
きらめき2号は、防衛省はじめての独自で運用する衛星で、陸海空の3自衛隊が同一のネットワークを介して、より広範囲に大容量の通信を可能とするものです。

 米国が開発した「リンク16」と呼ばれる戦術データの共有方式に代表されるように、現代の戦争は、部隊間または個々の航空機・艦船・車両などの間で、如何に円滑に情報を共有できるかが戦況を左右する重要な要素となっています。

 防衛省では、今後、防衛通信衛星を更に2機打ち上げる予定で、システムが完成すれば、部隊間の統合運用をより円滑に行えるようになるため、有事のみならず大規模災害の際にも、迅速かつ効率的に対応することが可能となります。

 ただ、今回の衛星打ち上げは、具体的には、強引な海洋進出を図る中国や、弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応を念頭に置いているものと見られますが、その中国は、既に衛星攻撃能力を保有しているということを忘れてはなりません。

 きらめき2号が衛星攻撃兵器に対してどのような防御能力を有しているのか公表されていませんが、瞬時に軌道を変える能力などは有していいないものと見られます。
スターウォーズの分野では、日本は明らかに米中に劣っています。

 国会の代表質問で安倍首相は、防衛力を強化すると答弁していますが、日本は宇宙空間における防衛能力の強化も図る必要があるのではないでしょうか。