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2014/04/09【巨額インフラ建設こそ政府が主体となって進めるべき事業】

来年開業する北陸新幹線で使用される新型の車両が、神戸市兵庫区の川崎重工業兵庫工場で完成し、石川県に向けて出発しました(※)。

来年の春には、私の地元兵庫県で製造された新幹線車両が金沢-東京間を走ることになります。

鉄道は、効率的な輸送システムであるとして近年注目されており、日本の鉄道技術は世界最高水準であることから、世界各国で新幹線をはじめとした日本の鉄道が採用されています。

こうした流れはますます加速すると予想され、政府も一層のバックアップを図ることにより、鉄道を日本の基幹的な輸出産業の一つとして育てるべきではないでしょうか。

同時に、リニア新幹線の開業も早める努力をすべきです。

現在はJR東海が中心となって建設を進めていますが、JR東海が負担する予定の費用だけで9兆円と言われる巨額な建設費が見込まれています。

こうした巨額のインフラ建設こそ、政府が主体となって進めるべき事業です。

30年後とされる東京-大阪間の開業も、政府が主体となって建設することにより、前倒しすることが可能です。

リニア新幹線が開業すれば、一段と日本の鉄道技術が高まると同時に、時間効率も高まり日本経済も活性化し、更なる経済成長も可能になります。

※:4月7日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/140407/wlf14040722440028-n1.htm