新年度予算が参院でも可決され成立しました。
総額は101兆円あまりで当初予算としては初の100兆円越えとなりましたが、財政赤字削減の必要性が叫ばれる中での歳出拡大に懸念の声が上がっています。
歳出を項目別で見ると、社会保障費が34兆円余りと最大となっています。
しかし、政府からは、社会保障費を抜本的に削減する処方箋は示されていないままです。
このままでは、増え続ける社会保障費を、際限の無い消費増税で賄う構造が既成事実化されてしまいかねません。
そうした未来は、日本から活力を奪い、貧しさの平等が広がることになってしまうでしょう。
そうした中、群馬県の幸福実現党みどり市地区代表の神山繁(かみやましげる)氏は、「生涯現役社会」の実現を強く訴えています。
神山氏は、自身も年金受給年齢となるにあたり「高齢者は、人の役に立つ仕事、困りごとを解決する仕事をし続けることで、身体的にも精神的にも健康を維持できる」と語ります。
まさにその通りであり、幾つになっても何らかの形で社会に貢献するということは高齢者の生きがいとなりますし、何よりも病気を遠ざけ健康でいられので、医療費や介護費の削減にもつながるということを見逃してはなりません。
また、神山氏はITなどの新サービス事業者を活用することで、高齢者の収入増につなげることも視野に入れています。
神山氏のこうした発想の源泉は、30年以上にも渡る会社経営の経験によるところが大きいのではないでしょうか。
ともすれば財政赤字を拡大させがちな地方行政にあって、今、必要とされているのは「経営感覚」です。
神山氏のような人材こそ、地方議員として真に地域に貢献できるのではないでしょうか。