8月15日の終戦の日を前に、テレビなどでは先の大戦について考える番組が増えます。
戦争で苦労した当時の様子を伝えることで教訓としたいという主旨は理解できますが、当時の日本が如何に残忍で間違っていたかを強調する番組がほとんどのように感じます。
では、当時の日本政府や日本軍は、本当に残忍で間違っており、一点の正義も無かったのでしょうか。
実は、日本は、列強による経済封鎖を打破する目的の他に、アジアにおける欧米の植民地を解放するという大義名分がありました。
有名な「大東亜共栄圏」という言葉がありますが、これは「欧米の植民地支配より解放された東・東南アジアの同胞と、力を合わせて共に栄えていくという新たな国際秩序」のことです。
当時の重光葵外相も、「日本の戦争目的は、東方の解放であり、アジアの復興である。(中略)これさえ実現すれば日本はいつでも戦争終結の用意があるというのが我々の主張であった」と後に述べています。
日本は敗戦してしまいましたが、日本がアジア人であっても白人と対等に戦い勝つことができるということを証明したことで、アジア各地の植民地で独立の機運が高まりました。
その結果、戦後、アジアの植民地はほとんどなくなりましたし、実際に日本に対して恩義を感じている国は少なくありません。
先の大戦で、日本には正義があったのです。
ですから、私たちは先の大戦で散った数多くの英霊に対し、哀悼の意を捧げるとともに感謝の意も捧げるべきです。
日本の政治家は、閣僚になった途端に靖国神社参拝を見送る方が多いのですが、堂々と胸を張って参拝して頂きたいと思います。
【参考】:大川真輝著『大川隆法の大東亜戦争論(中)』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1592