民進党の代表選に立候補している蓮舫議員の二重国籍疑惑が話題となっています。
蓮舫議員は、1985年に台湾国籍を放棄して日本国籍を取得したとしていますが、産経新聞などの報道によると、どの時点で台湾国籍を放棄したのか疑問点があるとのことです。
蓮舫議員に限らず台湾国籍を有する人が日本国籍を取得する場合、台湾国籍の放棄については、日本は台湾を国家として承認していないので、中国の法律に基づいて判断されるとのことです。
中国の法律では、外国に定住する中国人が外国籍を取得すると、自動的に中国籍を失うことになります。
しかし、便宜上仕方ないこととは言え、台湾の人々の国籍が中国の法律に基づいて処理されることに、違和感を覚える人も多いのではないでしょうか。
各報道でも、「台湾国籍」ではなく「台湾籍」という曖昧な言葉が使われているようです。
かつて、日本は中国と国交を樹立するにあたり、台湾を事実上見捨ててしまいました。
台湾は、中国の一部ではなく、普通選挙が行われているれっきとした民主国家です。
日本は、台湾を改めて独立国家として認めるよう努力すべきではないでしょうか。