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2016/04/07【命がけで国防の任に当たる自衛隊に感謝】

 航空自衛隊の飛行点検用のジェット機が、鹿児島県上空で消息を絶ちました。
当該機には6名の自衛隊員が搭乗しており、自衛隊・警察・消防などが捜索にあたっているものの、このブログを執筆している時点では、安否が不明のままです。
6名の自衛隊員が無事に帰還できることを心から願っております。

 今回消息を絶った機体は「U-125」と言われるもので、航空基地などの空港設備を点検するためにビジネスジェット機を改造した機体で、捜索救難用の「U-125」とは仕様が異なります。
今回、当該機は海上自衛隊の鹿屋基地の空港設備を点検作業中だったとのことです。

 このU-125は、有事の際に直接戦闘に参加する航空機ではありませんが、自衛隊の活動を支える重要な任務を行う機体です。
自衛隊の方々は、こうした裏方とも言える任務であっても、日々命を張って国防の任に就いて下さっているのです。

 今回の機体が事故に遭遇したと断定されたわけではありませんが、自衛隊が関わる事故が発生すると、すぐに住民の命や生活が危険にさらされているとして批判の対象となることがあります。

 確かに、自衛隊側に過失があれば改める必要はありますが、実際は、自衛隊の活動によって国民の生命や財産が守られているということをもう一度認識すべきではないでしょうか。

 本来、命を張って国を守るという行為は尊いものであり、少なくとも2千6百有余年と言われる歴史を持つ現在の日本は、守るに値する国です。
外国では、自国を守る軍人は尊敬の対象です。
厳しい訓練や過酷な任務など、命がけで日本を守っている自衛隊の方々に対する感謝の気持ちを忘れたくはありません。