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2016/02/07【民主党のカーター元大統領もトランプ氏を応援!?】

 米アイオワ州の大統領予備選で、保守の共和党は予想外にトランプ氏の得票が伸びずクルーズ氏が勝利しました。
それでも全米の支持率では、依然としてトランプ氏がトップのようですが、2位のクルーズ氏と3位のルビオ氏が支持率を伸ばしてトランプ氏に迫っています。

 民主党のクリントン氏やサンダース氏に比べれば、クルーズ氏やルビオ氏の主張は、米国が世界最強国家の地位に留まるためにはるかに真っ当に聞こえますが、トランプ氏はそれ以上に人々を引き付ける何かがあります。

 こうした中で、カーター元大統領が、トランプ氏とクルーズ氏の二者択一だとしたら、トランプ氏を選ぶと述べています(※)。その理由は、トランプ氏のほうが良く鍛えられているからだとしています。

 民主党の重鎮カーター氏の発言だけに、クルーズ氏が共和党の大統領候補になるよりも、過激な発言で物議を醸すトランプ氏が大統領候補になったほうが、最終的な大統領選で民主党候補に有利に働くとの計算があるのかと勘繰ってしまいますが、それなりに説得力もあります。

 確かに、40歳代のクルーズ氏やルビオ氏よりも、1946年生まれのトランプ氏のほうが、その経歴を見れば様々なことを経験しているので、多くの教訓を得て知恵に代えているはずです。

 トランプ氏が支持を集める背景には、米国民が過激な発言を面白がっているからではなく、発言にそれなりの筋が通っているからではないでしょうか。
大統領予備選の第2ラウンドである9日のニューハンプシャー州の党員集会の結果に注目です。

※:2月6日付日本経済新聞朝刊
【参考】:大川隆法著『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1613