9月7日に普天間基地の移設先である辺野古地区がある名護市の市議会議員選挙が行われました。
投票の結果、移設反対派が議席を一つ減らしたものの過半数を占めました。
一方、移設容認派は議席を一つ増やしたに留まりました。
選挙結果だけから判断すると、移設容認への理解が増えつつあるものの、十分に理解が浸透しているとは言えない状況です。
一方で、国境の島とも言える石垣市議会議員選挙も同日に行われ、こちらは保守派と言われる議員が一議席増やして引き続き過半数を占めました。
尖閣諸島は石垣市に属しますが、周辺で活発に活動する中国の脅威を、石垣市の人々は間近に感じているからではないでしょうか。
沖縄本島と石垣島の温度差は、中国による工作が浸透している現れかもしれません。
『ザ・リバティ10月号』では、沖縄の属国化に向けて中国が着々と進めている工作の実態が明らかにされています(※)。
沖縄県外ではあまり知られていませんが、沖縄県内では左翼マスコミが、琉球独立を煽る報道を行っています。
現在では、琉球独立を真剣に考える沖縄県民はほとんどいないとする調査結果がありますが、今後の展開に注意が必要です。
私たちも、中国による沖縄での工作の実態を理解する必要があります。
※:現地ルポ・沖縄が「中国領」になる日 – 11月県知事選で命運が決まるhttp://the-liberty.com/article.php?pageId=2&item_id=8305&