11月
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2010/11/18 インド紙が、沖縄知事選金城候補を報道

 Happiness Letter345〔インド紙が金城氏を報道〕より

皆さま、おはようございます!
日米同盟はアジア太平洋地域の平和と安定にとって中核的要素であり、普天間基地や沖縄米軍基地の是非が争点となっている沖縄県知事選の行方は、アジア各国からも大きく注目されています。

先日、インドの新聞記者が沖縄県知事選挙を取材し、インドの「アージ(AAJ)」紙が沖縄県知事選の模様を3日間に渡り、1面で報道しました。アージ紙はブッダガヤのあるインド・ビハール州の新聞で、北インドにシェアを持ち、デリーでも広く読まれています。

本日は、11月8日のアージ紙1面に報道された記事の和訳をお届け致します。同紙1面に、11月7日に沖縄宜野湾市にて開催された「尖閣諸島を守れ!」国際平和シンポジウムとデモの写真が大きく掲載されています。
紙面⇒http://happinessletter.blog111.fc2.com/
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【選挙の争点となる米軍基地】(11/8、AAJ)

発展する日本において、自国の軍隊の必要性が議論になっている。日本各地の米軍基地の存在について、政治的な議論が起こっている。

日本国民は、中国と北朝鮮の脅威を常に感じており、日本人は普通、政治活動にはあまり参加しないが、本日は沖縄で、日本と米国の国旗を手に持ったデモが決行された。

このデモは米軍基地を存続する主旨で行われた。宗教政党である幸福実現党も、このデモに参加し、デモの前のシンポジウムを開催した。

28日には沖縄県知事選挙が予定されており、沖縄の普天間米軍基地が議論となっている。

今、日本は民主党政権であるが、現職の仲井真県知事は、日本の第二政党から支持を受けている。また、新しい政党である幸福実現党から金城タツロー氏が立候補している。

幸福実現党は中国と北朝鮮の脅威について強く訴えており、そのためにも米軍基地は必要であると様々な方法で訴え続けている。今日のデモはその一環である。

このデモは、シンポジウムの会場から普天間基地まで行われた。

「沖縄よ、目覚めよ!」と題する国際シンポジウムは、日中関係をテーマとするもので、大勢の人々が参加した。

韓国の閔憙植(みん・ひしく)漢陽大学名誉教授は、中国と北朝鮮の脅威に言及し、チベット、ウイグル、韓国、北朝鮮と同じく、沖縄やインドも中国に狙われていると語った。

そして、中国の共産主義、覇権主義に対して、インド、日本、ロシア、韓国、アメリカ等が同盟、協定を結ぶべきであると強く主張した。

日本の元自衛隊高官で拓殖大学客員教授である惠隆之介氏は「自衛隊を強化すべきである」「戦後の米軍基地は日本の防弾チョッキのようなものである」と訴えた。

そして、日本ウイグル協会会長のイリハム・マハムティ氏は、自国に対する中国共産党軍の残虐な行為、一党独裁について言及し、ウイグルのイスラム教徒とキリスト教徒が中国共産党政府によって「信教の自由」が奪われていることを訴えた。

今、沖縄県知事選では、沖縄の米軍基地の問題が主要な争点になっており、幸福実現党は沖縄県民に中国の脅威について訴えている。

沖縄県知事選の選挙結果によっては、米軍基地が必要か、否かを沖縄県民が決めることになりかねない状況にある。