7月
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2014/07/15【集団的自衛権はなぜ必要なのか】

 集団的自衛権の行使を容認する閣議決定がなされましたが、国民の中にはこの閣議決定を支持しない意見が少なからずあります。日本がおかれた状況や過去の歴史などを踏まえて冷静に判断すれば、集団的自衛権の行使容認は必然と言えるものです。  NHKは直近の世論調査で安倍内閣への支持率が低下している旨を伝えています(※1)が、集団的自衛権の行使容認を決めたことへの国民の反発などがあると分析しています。 この行使…

7月
14

2014/07/13【政治家と宇宙人考】

 千葉県の森田知事が定例記者会見で、「UFOや異星人は必ずいる」とする持論を展開したとの報道がありました(※1)。現職の政治家がこうした発言をすることは珍しいのですが、UFOや異星人についての発言を大手マスコミが報じることも珍しいことです。  ただし、マスコミがUFOや異星人を扱うにあたって、眉唾的なものを信じる人として批判的に報じているのであれば問題です。 過日、NHKは「幻解!超常ファイル」と…

7月
13

2014/07/12【強襲揚陸艦の必要性】

 7月12日も中国の公船が、沖縄県の尖閣諸島沖の日本の領海を侵犯しました。 中国は、尖閣諸島を自国の核心的利益と称し、武力による侵攻も排除しない姿勢を示しています。 日本としては、離島防衛力を強化することが、抑止力を高める手段の一つとなっています。  小野寺防衛相は訪問先の米国で、自衛隊が中期防衛力整備計画で導入を検討している艦種の一つである米海軍の「強襲揚陸艦」を視察しました(※)。  「揚陸艦…

7月
12

2014/07/11【国のために戦ってくれた英霊に感謝の気持ちを】

 前回に引き続きオセアニアを歴訪中の安倍首相に関連する話題ですが、安倍首相はパプアニューギニアにある太平洋戦争の戦没者慰霊碑を訪れて犠牲者を追悼しました(※)。  太平洋戦争中、パプアニューギニア周辺では陸海空で激戦が繰り広げられ、日本と連合国側双方で多数の戦死者が出て、日本側は15万人以上の将兵が犠牲になりました。 戦争末期には、旧日本軍は補給がままならない中で、質量とも勝る連合国側の攻撃にさら…

7月
11

2014/07/10【捏造された歴史が拡散する前に】

 安倍首相はオセアニア諸国を歴訪し、オーストラリアではアボット首相と会談して、日豪間の貿易拡大や安全保障分野での協力拡大で合意しました。    オーストラリアでは、前首相が中国通ということもあって中国との関係強化を図ってきましたが、ここに来て中国資本の急激な流入や威圧的な海洋進出への警戒感から、関係を見直す動きが出ています。日本とオーストラリアは、民主主義という同じ価値観を共有する先進国同士でもあ…

7月
10

2014/07/09【国益の観点からの判断を】

 東大の教授が、軍事研究を行わないとする学内の規定に反するとして、自衛隊からの協力要請を断っていたとの報道がありました(※)。  自衛隊では、現在、既存の旧式化したC-1やC-130に代わる輸送機としてXC-2の開発を行っています。 将来的にC-2として配備される予定のこの機体は、開発段階で機体の強度不足が判明し、開発スケジュールが2年程度遅れる見通しとなっています。  こうした事態に、防衛省は部…

7月
08

2014/07/08【未来への指針】

 最近、マスコミが新しい知見を得る際の元ネタともなりつつある大川隆法総裁の言論ですが、7月8日、大川総裁の2014年御生誕祭記念大講演会「繁栄への大戦略」が開催されました。今回の講演は、大川総裁による数多くの講演の内でも、最も重要な法話の一つです。  今回の法話で大川総裁は、現在の政治に言及しつつ、個人の努力と精進の大切さについて説かれ、「正しいものは繁栄しなさい。繁栄のなかに未来の平和を構築しな…

7月
08

2014/07/07【ドイツまでもが中国にお墨付きを与えることに】

 ドイツのメルケル首相が訪中し、李克強首相と会談し、その後、習近平主席とも会談する予定です。 会談後の共同記者会見で、李首相は盧溝橋事件に言及して日本を批判しました。  メルケル首相の訪中は、首相就任後、今回で7回目となり、中国重視の姿勢が際立ちます。 今回の訪中でも、ドイツと中国の間で数千億円規模の契約が結ばれる見通しであり、ドイツとしては世界第2位の経済規模となった中国との結び付きを強め、比較…

7月
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2014/07/06【繁栄への大戦略】

7月7日は、幸福の科学グループ大川隆法総裁の58回目の御生誕日です。   大川総裁は宗教家としての活躍は言うに及ばず、政治面でも様々な提言を世に問い現実の政策に大きな影響を与えています。   大川総裁は、例えば、民主党が政権を奪取することが濃厚になった時点でいち早く民主党政権下では国難が到来することを予見しましたし、世の中が気づいていない1990年代に既に中国の脅威に警鐘を鳴ら…

7月
05

2014/07/05【力をつけて勢いつく国に融和策をとってはならない】

過日、中国の李克強首相が英国とギリシャを訪問しました。 李首相は、英国では2兆円以上の契約を結んだとされていますし、ギリシャでも6千億円以上の契約を結んだとされます。 英国、ギリシャともに経済的に順風とは言えない状況なので、世界第2位の経済規模に成長した中国の経済力に頼ろうとする思惑が感じられます。 一方で、英国は民主主義国家の旗手とも言える国家ですし、ギリシャは近代民主主義の発祥の地です。 それ…