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2019/03/28【教育の充実は人口減少も解決する】

 地方都市の多くは人口減少に悩まされています。

 国レベルで見ると、出生率を如何にして上げるかが課題ですし、このままでは移民の受け入れという選択肢も検討しなければなりません。

 一方、地方レベルで見ると、如何にしてその地域の魅力を高めるかということが課題となります。

 具体的には、企業誘致などを通して魅力的な職場を確保できるか、税制の優遇措置や支援制度で生活に必要な経済的な負担が少なく済むかということが重要ですし、あるいは大自然や観光施設の多さもポイントになるかもしれません。

 これらに加えて、教育の充実も地域の魅力を高める重要な要素です。

 茨城県の幸福実現党古河市地区代表の古川一美(ふるかわかずみ)氏は、長年、教員やPTA活動に携わった経験から、「まず道徳教育を充実させ、子供たちに豊かな心と感謝の気持ちを育てたい」と訴えます。

 その上で同氏は、いじめの無い学校の実現や、国際社会に通用する人材育成にも力を入れる必要があるとしています。

 ともすれば学力偏重に陥りがちな教育政策が多い中、古川氏が言うように、子供たちがこれからの人生を切り開いていく上で必要な考え方を育み、多様な個性を認め合うことに力を入れることで、保護者にとっても魅力なものになるのではないでしょうか。

 同時に古川氏の考え方は、教育の質の向上にも繋がるはずです。
 

 教育分野で特色を打ち出し実績を積み上げていけば、その地域が子育て世代にとって住みたい街になります。

 そして、子育て世代の人口が増加すれば、地域にとって経済的にも好循環が生まれます。

 そのために、教育にひとかどの造詣がある古川氏に、ぜひ地方行政に携り地域を引っ張っていって頂きたいと願います。