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2017/06/25【沖縄を守るために】

 23日は沖縄慰霊の日でした。
先の大戦で沖縄は戦場となり多大な犠牲が払いましたが、その尊い犠牲の上に今日の平和がもたらされたことに改めて思いを馳せたいと思います。

 現在、沖縄は、在日米軍基地が立地し過大な負担を強いられているとの声が多いことは事実であり、可能な限り負担の軽減を図る努力は必要です。

 一方で、日本を取り巻く安全保障環境は悪化しており、在日米軍基地があることで外国の軍事的脅威に対する抑止力となっていることは事実です。

 日本では自衛隊の高官が、「私的な考え」と前置きした上で憲法改正に言及しても批判にさらされますし、「日本は侵略国家では無かった」と論文を発表しても更迭されたりします。

 しかし、近年、中国では軍の高官が平気で、尖閣諸島はおろか沖縄に帰属問題があると言及したり、中国のものであると言及したりしていることが報じられています。
軍高官のこうした発言は中国共産党の中にはそうした考え方があるということを物語っています。
更に、欧米の専門家筋の間には、中国は台湾だけでなく沖縄を想定した上陸訓練を実施しているとの指摘もあります。

 こうしたことからも、今は沖縄から米軍基地を動かすときではないと考えます。米軍基地があるからこそ守られているのです。

 だからこそ、沖縄を勢力下に治めたい勢力は、「在沖米軍基地があるから攻撃される」という考えを広めて、沖縄から米軍を退かせたいのではないでしょか。

 米軍基地があることで人権が侵害されているとの声がありますが、中国の勢力下に入れば、その比ではない甚だしい人権侵害が行われるということを知らねばなりません。

【参考】:The Liberty Web大川隆法時事説法「沖縄を他国の植民地にはさせない」 大川隆法総裁が沖縄で大講演会「真実の世界」http://the-liberty.com/article.php?item_id=10855