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2017/04/17【在日米軍と連携して守りを固める】

 北朝鮮がまた弾道ミサイルを発射しました。
今回は、発射直後に爆発して失敗した模様ですが、発射されたのは中距離弾道ミサイルとの分析があります。

 北朝鮮の中距離弾道ミサイルの射程距離は米国本土までは届かず、在日米軍基地やグアム島の米軍基地を標的にしていると言われています。
実際、北朝鮮は、先月に中短距離弾道ミサイル4発を同時発射した際は、国営メディアが在日米軍基地を標的とした演習であったと伝えています。

 このように北朝鮮の弾道ミサイルによる攻撃が現実化する中で、「在日米軍基地があるから日本が攻撃される」といった論調の報道を目にします。
こうした報道の裏には、米軍を日本から撤退させたいという意図を感じます。

 しかしこれは、「無法者が暴れているのはガードマンがいるからだ。ガードマンが居なくなれば自分たちには危害が及ばない」と言っているようなものではないでしょうか。

 実際は逆です。
もしも米軍が日本からいなくなれば、北朝鮮による脅しが一層強まることは確実です。

 その時、日本は独力で戦ってでも国を守るという気概を持てるのでしょうか。
それとも、武力行使を避け脅しに屈する形で隷属する道を選ぶのでしょうか。

 もちろん、選ぶべきは前者でありたいと思いますが、そうなる前に、在日米軍と力を合わせて東アジアの安全を守る姿勢を強固にすべきであると考えます。