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2017/01/09【大統領選に影響したのは?】

 米国の国家情報長官室は、先の米大統領選で、ロシアのプーチン大統領がクリントン陣営を妨害するために、サイバー攻撃を仕掛けたなどとする報告書を公表しました。

 米国では、得票では僅差だった大統領選は、結果が出た今でもトランプ氏の当選に不満を持つ国民が少なくなく、今回の報告書からは、ロシアの干渉によってクリントン氏が落選したとの印象を受ける人も多いのではないでしょうか。

 報告書では、サイバー攻撃の内容は、クリントン陣営幹部のメールなど盗み内部告発サイトに流したり、ロシアのメディアを通じてクリントン氏を繰り返し中傷するなどの宣伝活動を展開したりしたと指摘しています(※1)。

 しかし、「この程度のサイバー攻撃で、本当に大統領選の結果が左右されるのか」というのが正直な印象です。
当のトランプ氏は、この報告書について、内容は尊重するとしているものの、選挙結果には全く影響なかったとしています。
仮にサイバー攻撃が事実であったとしても、トランプ氏の言う通り、選挙結果への影響はほとんどなかったのではないでしょうか。

 むしろ、幸福実現党の関係者が現地で展開した啓蒙活動が奏功し、選挙戦終盤のトランプ氏の逆転劇に繋がる要因の一つになったと考えられます。
幸福実現党の及川幸久外務局長は、北米の現地ラジオ番組に何度も出演し、トランプ氏のほうが如何に大統領に相応しいか訴えてきました(※2)。
米国では、ラジオ番組の聴取率が日本と比して思いのほか高く、サイバー攻撃などよりも、こうした地道な活動が選挙戦の最後の最後まで揺れていた有権者の心を動かしたのではないでしょうか。

 米国内でも、幸福実現党は認められつつあります。ますます幸福実現党の活動に期待が持てます。

※1:1月7日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20170107/k10010831701000.html?utm_int=news-international_contents_list-items_026
※2:幸福実現党活動情報「【幸福実現党 及川幸久 外務局長インタビュー】『トランプショック』徹底解剖!」https://info.hr-party.jp/2016/3826/