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2016/10/08【再稼動に反対していても実は容認!?】

 原発問題が最大の争点とされる新潟県知事選挙が中盤を迎えています。
4氏が立候補しているこの選挙戦は、与党推薦の候補者と野党3党が推す候補者の事実上2氏による争いとなっています。

 選挙戦では、組織票を手堅く固めている与党推薦の候補者が有利と見られていますが、野党3党が推す候補者は有力国会議員が応援演説を行うなど国政選挙並みの体制で臨んでおり、結果は開票が行われるまでは分からない情勢です。

 野党3党とは、共産、社民、生活のいずれも反原発の政党のことであり、新潟県にある東京電力柏崎刈羽原発の再稼動反対で結集しています。
選挙戦で3党は、原発の再稼動反対の立場から、推薦している候補者への投票を呼び掛けています。

 この選挙運動を見ていると、野党3党が推す候補者は原発再稼動に反対の立場なのかと思ってしまいますが、同候補者は、あくまでも「福島の事故の検証がなされなければ、再稼動の議論は始められない」としているだけであり、再稼動に明確な反対を示している訳ではありません。

 ですから、同候補者の立場では「検証の結果次第では、再稼動もあり得る」と言うことなので、再稼動を容認する立場の人も投票できる可能性があります。

 野党3党はレトリックを使って有権者を誘導しようとしているのであれば問題です。
原発問題が最大の争点と考えるならば、はっきりと再稼動に反対する候補者を擁立するべきではないでしょうか。

 このことは、原発再稼動の必要性を明言しない与党の候補者も本質的には同じです。
一筋縄ではいかないのが政治の実態なのかもしれませんが、「キツネとタヌキの化かし合い」ではなく、分かり易さこそ今の政治に求められているのではないでしょうか。


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