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2016/08/27【安全審査が蔑ろに】

 鹿児島県知事が九州電力に対し、再稼働中の川内原発を停止するよう要請しました。
これは、新たに知事に就任した三反園氏が、選挙公約として、稼働中の原発を一時停止して安全性を再点検すると訴えて当選したことを受けての行動です。

 これに対し、九州電力は要請を「検討する」としているものの、一時停止を拒否するものと見られています。

 三反園氏は、熊本地震により住民の不安が高まっていることを、今回の要請の主な根拠にしていますが、川内原発は原子力規制庁の安全審査に合格して再稼動したものであり、今回の要請には科学的にも法的にも根拠がありません。

 今回の要請に従うということは、原子力規制庁の安全審査を蔑ろにするものであり、将来に禍根を残すことになります。

 繰り返しお訴えさせて頂きますが、日本にとって原発は、経済的側面ばかりではなく、安全保障の面からも必要ですから、安全が確認されれば速やかに再稼動を進めるべきと考えます。

 過去の鹿児島県での国政選挙で、川内原発の再稼動の必要性を“明確”に訴えていたのは幸福実現党の松澤氏だけでした。
野党系の候補者は再稼動に反対の立場でしたし、与党の候補者も再稼動の必要性を積極的に訴えかけることはありませんでした。
しかし、松澤氏の訴え通り、川内原発は再稼動され、松澤氏の主張の正しさが裏付けられた格好です。

 幸福実現党こそが、筋の通った政党と言えるのではないでしょうか。