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2016/07/23【トランプ氏と対等に渡り合える政治家は】

 米国の共和党大会が最終日を迎え、トランプ氏が大統領候補としての指名受諾演説を行いました。
過激な発言を繰り返す異端の人物が、共和党の大統領候補として正式に指名されるとは、誰が予想したでしょうか。

 トランプ氏は、「米国第一主義」を掲げ、国益を優先する姿勢を明確にし、これまで以上に内向きの政治に力を入れることを強調しています。

 安全保障面では、日本などの同盟国に対し米軍の駐留経費の負担増を求めています。
大きな財政赤字に抱える米国は、世界一の規模を誇る国防費の削減が課題となっています。
トランプ氏が大統領になった場合、同盟国が応分の負担をしないのであれば、駐留米軍の撤退をチラつかせることで、同盟国から駐留経費の増額を引き出す交渉が予想されますが、こうした戦術はビジネスで成功したトランプ氏の真骨頂かもしれません。

 大統領選の結果はどうなるか予断を許しませんが、安倍首相をはじめ日本の既成政党の政治家の中に、トランプ氏と対等に渡り合える人物がいるのか心配になります。

 実は、幸福実現党では、早い時期からトランプ氏に注目していました(※)。
幸福実現党は、トランプ氏の安全保障政策についても対応策があります。それは、自主防衛力の強化と、日本が世界のリーダー国家としての自覚を持ちその責任を果たすことです。

 日本が米国とタッグを組んで中国と対峙していくためにも、トランプ氏と対等に渡り合える政治家として、幸福実現党の政治家が必要ではないでしょうか。

※:大川隆法著『守護霊インタビュー ドナルド・トランプ アメリカ復活への戦略』幸福の科学出版http://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1613