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2016/07/21【気概ある政治家】

 英国でサッチャー氏以来の女性首相となったメイ新首相は、英議会で「罪のない男女や子供の命を奪う核兵器を使用する心構えがあるか」と問われ、「ある」と即答したとのことです(※)。
 

 英国は戦略核兵器の保有国の一つですが、戦略核兵器は破壊力が大きいため、万一使用された場合、敵国の民間人が巻き込まれることは必至です。
にもかかわらず、英国を守るために必要ならば核兵器の使用も躊躇しないという、指導者としての気概を示したものと思われます。

 これは核抑止力を維持するために、一国の指導者として、前例にある、為政の長として当然の振る舞いであります。
その理由は、核兵器の使用をためらうことを敵に見透かれると、敵は先制核攻撃を仕掛けてくるかもしれないからです。

 しかし、改憲派が多数を超えたといわれる先の参院選ではありますが、本当に、日本にこうした気概を持って、国民を護る政治家がいるでしょうか。

 戦争はできれば避けたい、ましてや核戦争などなおさらです。
しかし、マスコミ受けするような「争点隠し」をした、参院選の如く、綺麗ごとだけを言っても平和や自由、そして国民の生命を守ることはできません。

 それを理解しているのが、幸福実現党の政治家です。

 ならば、「争点隠し」に対して、現政権に訴え続けていた、「七海ひろこ候補」が意を決して出馬した、首都東京都知事選は、極めて興味深いものです。

 現在、都知事選に立候補している幸福実現党の七海ひろこ氏は、優しさ溢れる女性でありますが、指導者としての強さを併せ持っています。
英国病から英国を立ち直らせたサッチャー元英首相のように、混乱した都政を立ち直らせることができるのは七海氏ではないでしょうか!

※:7月19日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/world/20160719-OYT1T50074.html