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2015/10/16【多くの人が自衛隊や在日米軍の必要性を理解しているという事実】

 自衛隊では、毎年一回、陸海空の部隊が持ち回りで観閲式を行っています。
観閲式とは、指揮官や国民などが、自衛隊の訓練の様子や装備を観覧する式典のことです。
今年は、海上自衛隊の番ですので観艦式と呼ばれ、18日に神奈川県沖で行われます。

 今年の観艦式や事前の訓練には、例年の2倍となる約16万通もの応募はがきが寄せられたとのことです(※1)。

 また、12日に行われた米海軍横須賀基地に新たに配備された原子力空母「ロナルド・レーガン」の一般公開には、1万5千人以上もの人が見学に訪れました(※2)。

 先に成立した安保法制の審議では、国会前で法制に反対する数万人規模のデモが行われたと報じられ、あたかもほとんどの国民が安保法制に反対しているかのような印象を与えるマスコミもありました。

 しかし、観艦式や米空母の一般公開への関心の高さから、実際は国民の間にも自衛隊や米軍を肯定している人の割合が高いことが伺い知れます。

 一部の著名人が安保法制反対の立場でマスコミに登場したり、労組が組織ぐるみで反対の立場を取ったりして、安保法制に賛成と感じている人も、表立って賛成と言えない雰囲気があったことは否めません。

 現実には戦争に関わりのある全てのものが戦争に繋がるわけではありません。
必要な防衛力をきちんと整えておくことが、戦争を抑止し、平和に繋がるのです。
こうした考えを多くの人に理解して頂きたいと思います。

※1:10月15日付NHKニュースhttp://www3.nhk.or.jp/news/html/20151015/k10010271541000.html
※2:10月14日付読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/national/20151013-OYT1T50110.html