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2014/05/14【中国に付け入られないために】

中国とベトナムが領有権を争っている南シナ海の西沙諸島周辺で、中国が一方的に石油の掘削を開始した問題で、中越両国の公船が当該海域で現在も対峙し緊張状態が続いています。

近年友好的な関係が続いていると見られていた両国ですが、今回、中国がベトナムに対して強硬な手段に打って出た背景を、【ザ・ファクト】(※1)が分かり易く解説しています。

また、ベトナムの海上警備能力が、中国に比べて質・量ともに大きく劣ることも、中国の高圧的な態度に繋がっていると考えられます。

ニュースなどで流れる中国当局の船がベトナム当局の船に体当たりする映像では、ベトナム当局の船のほうが小さくかつ古く見えます。

日本は、海軍とは別にこうしたベトナムの沿岸警備当局に対し協力を申し出ていますが、それだけでは不十分です。

こうした現状を憂慮して、ベトナム政府は昨年、ロシアとの間で潜水艦を2016年までに6隻購入する契約を結びました(※2)。

中国海軍に対抗し得るベトナム海軍の兵力としては比較的小型の艦艇が何隻かあるのみですので、慌てて軍備を増強しているように見えます。

これらの潜水艦は少なからず中国にとって脅威となるはずですが、戦力化という点ではまだまだ先になります。

ベトナム政府は、友好的な中国との関係に座していたわけではないでしょうが、陸での戦力に比べて劣る海で、中国に付け入られる結果になっています。

日本は、今回のベトナムの事例を教訓とすべきではないでしょうか。

十分な抑止力を持たなければ、中国に既成事実を積み重ねられてしまうということが分かります。

※1:5月11日付【ザ・ファクト】「中国によるベトナム侵攻を斬る!」http://www.youtube.com/watch?v=lOBNTddr3Xs

※:2013年11月18日付産経新聞http://sankei.jp.msn.com/world/news/131118/erp13111814110008-n1.htm


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